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花の国オランダの『母の日』、そして妊娠中の忘れられない贈り物『プレ母の日』

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オランダの「母の日」といえば、忘れちゃいけない大事なイベント。(ちなみにオランダの母の日は、日本と同じ5月の第二日曜日です)

お店には、ピンクにハートマークいっぱいのカードや紙ナプキン、赤いバラをモチーフにしたグッズに、赤いキャンドルなどが並びます。

また、ドラッグストアに行けば母の日用のギフトとして、ボディシャンプーと泡立てネットのセットや、香水などを見かけます。

もちろん、お花屋さんも大盛況!

オランダでは、母の日はカーネーションと決まっているわけではなくて、お母さん好みの花を選びます。

「お母さんはこういう色が好き」

「お母さんはこの花が好き」

など、男の人でも、お母さんの好みはちゃーんとわかるオランダ人なのです。

小さな子供がいれば、手作りのプレゼントを渡されることも多いようです。

お母さんの似顔絵に『ママ大好き!』と書かれていたり、可愛い布や包装紙を使って手作りのギフトボックスやカード、アクセサリーを作ってくれたり、手作りケーキを作ってくれたり。

オランダでは、手作りのプレゼントの方が

「私のことを思って時間をかけて作ってくれたのね」

と喜ばれます。

すぐに買える市販のものよりも、世界にひとつだけしか無いプレゼントのほうが有り難みがありますね。

そして、母の日は『お母さんに感謝をして、もてなす日』!

なんと家族が朝食を作って、お母さんのベッドに運んでくれるんですよ。

メニューは、パンとオレンジジュースなど簡単なものですが、こんなサプライズがあったら嬉しいだろうな。

さらに朝食の後も、家族が家事全般をしてくれて、美味しいケーキを食べて、お母さんはのんびりと過ごせる日です。(私は今年が母になって初めての「母の日」なので、まだもてなされた体験はありません)

妊娠する前までは、母の日には、オランダの義理の母にお花を買ってプレゼントし、みんなでケーキを食べてお祝いするのが恒例行事でした。

お義母さんは、毎年母の日にはお洒落な服を来て、子供や孫に囲まれてうれしそうです。

実家の母には、『母の日おめでとう』と電話します。

『母の日』といえば、実家の母か義理の母のこと、という認識だった私。

でも、去年はいつもと違う『母の日』でした。

それは妊娠してお腹の赤ちゃんが8ヶ月の頃。

主人から初めて『母の日』のプレゼントをもらいました。

まさか、母の日に自分がプレゼントをもらえるなんて思いもしなかったので、それはそれは驚きました!

赤ちゃんはまだ生まれていないし、

「母になるってどういうかんじだろう?」

と母になる実感もまだなかったのですが、『プレ母の日』だからと、花束のプレゼント。

花束に添えられたメッセージカードの送り主は、主人の名前とお腹の中の赤ちゃんになっていて、感動で涙があふれました。

「あと数ヶ月で自分が母になるなんだな」

「来年の母の日はお腹の中の赤ちゃんと過ごせるんだな」

と思い、母になるための心構えができた『母の日』になりました。

その年の7月、息子が生まれてきて、私は初めて母になりました。

今までは一人の女性として生きてきましたが、今では母親としての生き方も加わっています。

去年の『母の日』には見られなかった息子の顔を見ながら、離乳食をあげたり、一緒に遊ぶ中で、母親業にも少し慣れてきました。

毎日やんちゃな息子の育児のお世話は本当に骨が折れますが、息子の笑顔を見ていると癒やされます。

今年は、母になって初めての『母の日』。

息子はまだ9ヶ月なので、ベッドの上で朝食なんて全然期待していません。

たぶん、よだれびちょびちょのキスをしてくれるかな?

それでもうれしいのは、お母さんになったからでしょうか。

「母の日」には、「お母さんっていいもんだなぁ」なんて母になった喜びを味わってみたいと思っています。

著者:すーじー

年齢:34歳

子どもの年齢:9ヶ月

オランダ人と国際結婚し、オランダに暮らして5年目突入。歴史ある街並み、豊かな自然、気さくな人々に囲まれ、オランダ生活に慣れてきた今日この頃だが、妊娠・出産・子育てを通して新たなカルチャーギャップに遭遇中。

※プロフィール情報は記事掲載時点の情報です。

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