ガジェット通信

見たことのないものを見に行こう

口内炎を治したい!ビタミン剤はどう摂ればいいの?

  • ガジェット通信を≫


先日Doctors Meスタッフが口内炎ができたと言っていました。

「ビタミンが足りない」とビタミンCが入っているドリンクをたくさん飲んでいたのですが、本当に口内炎にビタミンCばかり摂ることがいいのか疑問に思いました。

今回のテーマは「口内炎とビタミン剤」です。口内炎に焦点を当てて、より効果的なビタミン剤(サプリメント)の取り方を薬剤師の吉澤先生に聞きました。

Q1.口内炎を治すためには、どのビタミンを摂ったらいいですか。

栄養面から見た口内炎の原因は、ビタミンB群の不足が原因です。

一般的に口内炎を治すには、皮膚・粘膜の修復を促すビタミンAとビタミンB群が有効と言われます。

しかし、ビタミンAは過剰摂取で弊害が起きることがあります。特に現代の食生活では、ビタミンAが不足することは考えにくいです。そのため、薬剤師の観点からビタミンA単剤の積極的な摂取はおすすめいたしません。

現在市販されているビタミン剤は、各ビタミンがそれぞれ製品されています。

口内炎が気になる場合はビタミンB群をバランス良く配合したものを摂取することが効果的です。

栄養バランスが崩れている心配があれば、マルチビタミンのような他のビタミンも配合されているものを選ぶといいですね。

一般的にマルチビタミンと呼ばれるサプリメントには以下のものが入っています。

ベータカロテン

ビタミンB1

ビタミンB2

ビタミンB6

ビタミンB12

ナイアシン

葉酸

パントテン酸

ビオチン

ビタミンC

ビタミンD

ビタミンE

たくさんの種類が入っていますよね。

口内炎でお悩みの場合は、マルチビタミンの中でもビタミンB群が多く配合されているものを選ぶといいでしょう。

Q.口内炎を治すためには、どの形状のビタミンがいいですか。

医薬品であれば、

液剤>錠剤>カプセル

この順番に吸収がよく、吸収がよいほど効果が現れるのが早いと考えられています。

しかし、サプリメントは、食品に分類されるもので医薬品ではありません。剤形の違いは、飲みやすさや製品の安定度の違いと考えていいでしょう。そのため、「この形状がいい」と一概には言い切れません。

Q.より効果を得るためにビタミンと一緒に摂取すべき栄養素はあるのでしょうか。

口内炎は、疲労時や免疫低下時に起きるため、免疫力アップにつながる栄養素の摂取がおすすめです。

ビタミンB群またはマルチビタミンの他、アミノ酸と亜鉛を摂取することで、より効果が期待できます。

≪栄養素の効果とは?≫

アミノ酸:疲労回復と肝臓の働きを活発にします。

亜鉛:不足すると免疫低下を招く可能性があります。

これらをサプリメントなどで効率良く摂取することで、速やかな口内炎の回復を促すことが期待できます。

Q.ビタミン剤のより効果を得るために、避けたほうがいい飲み方はあるのでしょうか。

一度に多く摂取するよりも1日に2~3回に分けて摂取するほうが体内のビタミンの量を保つことができます。

というのも、ビタミンB群は『水溶性ビタミン』で身体に貯めておけないビタミンです。一度に多く摂取しても短時間で排泄されます。体の中に貯めておけないため、一度に多く取っても意味がなくなってしまいます。

最後に医師からアドバイス

体調の変化などにより口内炎になった経験をしている人も多いと思います。

一般的に口内炎は、ビタミン剤などを摂取しなくても2~3週で自然に回復します。しかし、口内炎の痛みがひどい場合は、ビタミン剤などを摂取すると早い回復が期待できます。前述しましたが、水溶性ビタミンは1日2~3回に分けて毎日、摂取することが大切です。

最後に一点、気をつけていただきたいことがございます。

同じ箇所に繰り返し口内炎ができる場合やビタミン剤などを摂取しても長期間症状が続く場合は、一般的にいう「口内炎」とは違う病変の場合があります。そのときは速やかに耳鼻咽喉科や口腔歯科などを受診してくださいね。

(監修:薬剤師 吉澤 恵理)

関連記事リンク(外部サイト)

【もっと教えてドクター!】口内炎の治し方は塩を塗る、ってどうなんですか?
【詳しく教えてドクター!】口内炎の種類4つについて教えてください!
これで口内炎知らず?口内炎を防ぐために摂りたい栄養はこれ!

カテゴリー : 生活・趣味 タグ :
Doctors Me(ドクターズミー)の記事一覧をみる ▶
  • 誤字を発見した方はこちらからご連絡ください。
  • ガジェット通信編集部への情報提供はこちらから
  • 記事内の筆者見解は明示のない限りガジェット通信を代表するものではありません。