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2人目を妊娠中、産院からまさかの緊急搬送!突然その場にひとりで残ることになった1歳6ヶ月の長男は…

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長男が1歳6ヶ月を迎えた頃、私のお腹には妊娠21週になる次男がいました。

そんなある日の朝、少量ではありましたが、突然の出血。

私は長男を連れて、かかりつけの産院に向かいました。

「子宮口が2cm開いていて、破水しかけています。今すぐ救急車を呼んで大学病院に向かいます。」

内診台に上がったまま、カーテンの向こうで産婦人科医からそう告げられました。

え?救急車?大学病院??長男はどうしたらいいの?長男も一緒に連れて行けるんだよね?

「すみません、上の子はどうしたら…?」

「救急車に一緒に乗せることは無理なので、ご主人がいらっしゃるまでうちの病院で預かります」

内診室から出て診察室に戻ると、助産師さんが長男の手を握ってくれていました。長男は私の顔を見て嬉しそうに笑いましたが、他の助産師さんに介添えされて診察室のベッドに横たわった私を見て、笑顔から不安そうな顔に一瞬で変わりました。

搬送準備のため、バタバタとした診察室。

私は、緊張と焦りで震える手を押さえながら、助産師さんに言いました。

「すみません、お茶が私のバッグに入っているので、この子がいつでも飲めるようにお願いします。よくお茶を飲む子なので…。それとまだお昼ご飯を食べさせていないんです。お腹空いてる時間だと思うので、夫が来たらまずお昼ご飯を食べさせるように伝えて頂けますか?」

私の声は震えていました。そして涙がポロポロとこぼれてきます。

私の涙を見た長男は、眉をひそめ、口をへの字にしたかと思うと「わーん!」と泣き出しました。

それと同時に救急隊の方々が診察室に現れ、私はあっという間にストレッチャーに乗せられました。

長男は大きな声で泣きながら、「ママ!ママ!!」と叫び、手を繋いだ助産師さんを引っ張る勢いで、私に向かって来ようとしています。

助産師さんは長男を抱き上げ、必死にあやしてくれました。

しかし長男は、助産師さんの抱っこから、どうにか降りようと暴れます。

「ごめんね。パパがもうすぐ迎えに来るから少し待っててね。ごめんね。」

長男の泣き声と「ママー!」と叫ぶ声を聞きながら、私は救急車に乗せられ、そのまま大学病院へと出発しました。

夫が来るまでの、ほんの数時間程度とはいえ、他人に預けて離ればなれになることは初めてでした。

人見知りはほとんどない、愛想のいい長男。

しかし、あんな異様な空気の中、ましてや慣れない場所、知らない大人ばかり、みんな白い服…1歳6ヶ月の長男には酷過ぎる時間となったことでしょう。

妊娠中は何が起きるか分からない、とはよく聞く話ですが、他人事だと思っていた私。

それに2回目の妊娠だし余裕があったのです。油断していたのです。

しかし、2回目だからこそ、2人目だからこそ、いざという時のために夫や実母との連携をとって、上の子へのフォローを考えておくべきでした。

そうすれば長男にこんな不安な思いをさせずに済んだのかもしれません。

著者:かつどん子

年齢:30代

子どもの年齢:3歳・1歳

男の子2人のママ。毎日元気に走り回っている2人を後ろから必死に追いかける日々。趣味はドライブと食べること。週末は美味しいものを求めて家族みんなでお出掛けしています。

※プロフィール情報は記事掲載時点の情報です。

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