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ネットスラングの宝庫「なんJ」って何?

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いつの時代にも「新語」は生まれてきたが、ネットの普及に伴い、そのペースはますますスピードアップ。ネットを覗いていると、まったく意味の分からない単語が飛び交っていることも珍しくない。そういったネットスラングを数多く生み出しているのが「なんJ」だ。

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「なんJ」は、2ちゃんねるの“板”(掲示板を指すネットスラング)のひとつ「なんでも実況J(ジュピター)」の略称だ。もともと「なんJ」は、ノンジャンルで色々なことを実況する板だったが、2009年、「野球ch」という板に規制がかかった際に、野球ファンが大移動。以来、野球ファンが板を半ば占領し、そのまま現在に至っている。

そんな「なんJ」は、2ちゃんねるでも屈指のネットスラングの発信源だ。「なんJ」から生まれ、その後ネットスラングとして広く使われるようになった単語は数知れず、その代表が「○○ニキ」「ぐう聖」「小並感」「残当」など。これらの意味は以下の通りだ。

・○○ニキ=「○○アニキ」の略。元ネタは「アニキ」の愛称でおなじみの現・阪神監督の金本知憲といわれる。尊敬する場合にも、バカにする場合にも使われる。女性の場合は「○○ネキ」。

・ぐう聖=「ぐうの音も出ないほどの聖人」のこと。反対語は「ぐう畜」(=ぐうの音も出ないほどの畜生)。転じて「ぐうかわ」=「ぐうの音も出ないぐらいかわいい」といった使い方もされる。

・小並感=「小学生並みの感想」の略。読み方は「こなみかん」ないしは「しょうなみかん」。「強そう」「楽しそう」など、子どものような感想を述べる際に、「強そう(小並感)」といった感じで使う。

・残当=「残念ながら当然」の略。たとえば、サッカーで日本がブラジルに負けたような場合に使われる。

ここまでお読みになった方のなかには、「そんな単語、見たことも聞いたこともない!」とお怒りの方もいるだろう。そこで、ツイッターでこれらの単語の使用状況を見てみると、「ぐう聖」は276回、「残当」は203回だが、「小並感」は6100件、「ニキ」に関しては1万回を超えている(いずれも5月1日の0:00~24:00までの数字)。

「なんJ」発の単語ではないが、ネットスラングの中には「w」や「キター!」など、国語辞典に掲載されるようになった単語も存在する(『三省堂国語辞典』7版に掲載)。ネットスラングは、意味がわかると使いたくなるもの。ただしあまり使い過ぎると妙な目で見られる可能性はあるので、その点はぜひともお気をつけいただきたい。
(金子則男)
(R25編集部)

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※コラムの内容は、R25から一部抜粋したものです
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