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「あんたも何時間でも泣きよったよ」母の言葉に救われてポロポロあふれてくる涙

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次男の産後1カ月がたとうとした頃、実家の母が1週間ほど手伝いに来てくれました。

本当は里帰り出産をしたかったのですが、家庭の都合で叶いませんでした。

ちょうどその頃、長男の嫉妬心が芽生え始め、次男は夜泣きが大変な時期で私もうんざり。

睡眠時間もまともにとることができず、家事も思うようにできずにイライラすることもありました。

母が来てからは、目が覚めるとできているご飯。

昼寝していれば掃除は終わっている、そんな日々。

長男が保育園から帰ってきたら、一緒に外で遊んでくれたり、買い物に連れて行ってくれたりしたのでホッとしていました。

しかし、夜になると相変わらず泣く次男。

夜泣きが怖くて毎晩胸騒ぎがおさまらない私。

次男が毎日、深夜0時頃に起きることが苦痛でした。

母が来て2日間は、後ろにのけ反ったり足をバタバタさせたりする次男を私が抱いてどうにか泣きやませていました。

3日目の夜、次男を抱いてくれた母。

次男がのけ反っても、バタバタくねくね身体を動かされても落ち着いている母がいました。

沖縄独特の懐かしい子守唄を口ずさみながら、のんきにコーヒーをついでいました。

母が、「あんたも何時間でも泣きよったよ~!でもさ、今しかない時期さ~。嫌でもすぐに歩くようになって、しゃべるようになって、気が付いたらあんただってお母さんになっていたんだから」と。

母の言葉にホッとしてポロポロ涙があふれてきました。

その夜、私が小さかった頃の話を母から聞き、たくさんの涙と笑いが込み上げてきました。

私にとって次男の夜泣きは、深刻な悩みだったのですが、母の苦労話を聞いたらちっぽけな悩みに感じました。

そして、翌日も泣く次男。

でも、私の気持ちはこれまでとは違い、晴れ晴れとしていました。

「今晩は、何の歌うたってあげようかな」そんな気持ちで笑って過ごしていると、あっという間に寝てくれた次男。

これまで長く感じた時間が、その日からはそれほど苦痛ではなくなりました。

母の言葉一つで救われた私。

そんな母に本当はもっと孫の顔を見せてあげたいけれど、沖縄から遠く離れた場所に嫁いでしまい、なかなか実現できません。

滞在してくれた1週間はあっという間で、感謝の気持ちはいっぱいです。

別れが辛く、「元気でね!またね!」が涙をこらえて言った精一杯の言葉でした。

母を見送って、家に帰って寂しさが込み上げてくる中、「ピー、ピー」と聞き覚えのある音が…。

炊飯器のご飯が炊ける音でした。

何も言葉に出さないけど、帰るギリギリまで家のことをしてくれた母。

いくつになっても子どもは子ども。そんな言葉を口にする母。

母親になった私も、母の前ではまだまだ子ども。

私も、母のように子どもにたくさんの愛情を伝えられる人間になりたいと、密かな目標にしています。

著者:りけママ

年齢:28歳

子どもの年齢:長男4歳 次男0歳

毎日子育てに家事に追われていますが、子どもたちの笑顔に癒されます。大変ですが、楽しく明るいママでありたいと思っています。

※プロフィール情報は記事掲載時点の情報です。

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