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映画のスタイルを変貌させる話『シネマコンサート ゴジラ音楽祭』が凄まじくて腰が抜けた

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2014年にはハリウッド版も制作され、世界的な人気を誇り映画史にも名を刻んでいる『ゴジラ』。
“シネマコンサート”という形で1954年に公開された『ゴジラ』が62年の時を経て復活した。

シネマコンサートとは映画上映時に音楽部分のみを生演奏するスタイルだ。
『ゴッドファーザー』や『タイタニック』でシネマコンサートが開催され好評を博している。

『ゴジラ音楽祭』は過去2回東京でも開催されており、今回は初めて関西で開催された。会場はロームシアター京都である。
ステージにはオーケストラがならび、上部にはスクリーンが設置されていた。

映画上映開始前に『SF交響ファンタジー第三番』が演奏され観客の度肝を抜く。
生演奏される伊福部楽曲が全身を震わせ、血を沸騰させんばかりの興奮をもたらしてくれた。
その後は指揮者の和田薫氏とゴジラ映画の監督経験を持つ大森一樹氏によるトークショーが行われ、ゴジラ映画における音楽制作秘話が語られた。
10分間の休憩をはさみ、遂に本編の上映が開始される。

劇中の音楽がほぼ全てが生演奏される贅沢な仕様である。合唱団も用意されており、モノクロの映像に色彩が宿るかのような錯覚に陥るほどだ。
突き抜ける音が視覚と鼓膜を刺激し、作品の恐怖感と重厚さを倍増させてしまう。今まで見たことのない作品に見えてしまうほどだ。
これまで感じたことのない興奮に襲われて、最初から最後まで新鮮な感覚で作品を鑑賞することが出来た。

物語のキーマンである芹澤博士が開発した『オキシジェンデストロイアー』の起動音がまさかの音楽扱いだったことに驚かされた。
不安を催す”キュルキュルキュル……”という独特の音が生演奏された瞬間は、衝撃のあまり気絶しそうになったほどだ。

4DXやDOLBY ATMOSでは体感することのできない圧倒的かつ唯一無二の臨場感。
シネマコンサートは映画の価値を大きく変貌させる可能性を秘めていることは間違いないだろう。

© TOHO.CO.,LTD.
画像撮影者:さよたま

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