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長く愛され続ける曲を歌い続けるソウル界の至宝による心地よいサウンドに酔う『ライフ・オン・アース』(Album Review)

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 米フィラデルフィア出身、今年の9月で39歳を迎える、2000年代を代表するR&Bシンガー、ミュージック・ソウルチャイルド。ジャネットの「ダズント・リアリー・マター」が大ヒットした、映画サントラ盤『ナッティ・プロフェッサー2 クランプ家の面々』に、デビュー曲「ジャスト・フレンズ」が収録されたことで話題を呼び、同年には2ndシングル「ラブ」も続けてヒット、両曲が収録されたデビュー作『アイジャスウォナシング』は、翌年の【グラミー賞】にノミネートされ、注目を浴びる。

 2ndアルバム『ジャスリスン』(2002年)や、4thアルバム『ラヴアンミュージック』(2007年)など、全米アルバム・チャート2作のNo.1タイトルを獲得し、「ハーフクレイジー」や「ドントチェンジ」などのヒット曲は、今でもリスナーに愛され続けている。ミュージック・ソウルチャイルドの魅力は、「その時代」で終わらないこと。70年代のニューソウル・スターたちのように、長く愛され続ける曲を歌い続けていることだ。5年ぶりとなる新作『ライフ・オン・アース』にも、そういったエヴァーグリーンな楽曲が散りばめられている。

 ウィリー・ハインをゲストに迎えた、冒頭の「ウェイト・ア・ミニッツ」は、往年のヒップホップを意識したようなバウンスが印象的で、「ハート・アウェイ」や、ディアンジェロを意識したような、ネオ・ソウルチューン「チェンジド・マイ・マインド」など、90年代が垣間見えるサウンドが目白押し。「フー・リアリー・ラヴズ・ユー」、「ハート・アウェイ」あたりもそうだが、アメリカよりも、90年代のUKソウルに近い音作りといえる。

 先行シングルの「アイ・ドゥ」のような、ミッドテンポのタイトルよりも、どちらかというとアップで固めたような印象を受ける本作。推しのバラード曲がないのは残念だが、生音を活かしたオルタナティブ系のR&Bが堪能できるアルバムに仕上がっている。もちろん、スティーヴィーまんまに歌う「ウォーク・アウェイ」や、ジョイスターの妖艶なヴォーカルが光る「パート・オブ・ミー」など、お得意の70年代のニオイを感じるナンバーも収録されている。

 そして今年の夏、本作『ライフ・オン・アース』のリリースと共に、再びミュージック・ソウルチャイルドが来日する。8月20日、22日にビルボードライブ東京で、24日はビルボードライブ大阪でのライブが決定していて、夏の夜のアーバンな空間で、ミュージックのオトナR&Bを堪能することができる。そして、8月21日には【SUMMER SONIC 2016】の出演も決定。ビーチステージで、海風を感じながら、ミュージック・ソウルチャイルドの心地よいサウンドに酔いしれよう。

Text: 本家 一成

◎「I Do」MV
https://youtu.be/mRU8lnSTpFw

◎リリース情報
『ライフ・オン・アース』
ミュージック・ソウルチャイルド
2016/04/27 RELEASE
2,700円(tax incl.)

◎公演情報
2016年8月20日(土)&22(月) ビルボードライブ東京
2016年8月24日(水)ビルボードライブ大阪
INFO: Billboard Live http://www.billboard-live.com

【Billboard JAPAN Party】
日時:2016年8月21日(日)16:00~
場所:SUMMER SONIC 2016(QVC マリンフィールド&幕張メッセ)
出演:SWV / Musiq Soulchild / and more…
INFO: http://www.billboard-japan.com/special/detail/1546

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