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「アイドルの解散商法はやりすぎ?」で論争

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一時期の盛り上がりから比べると一段落した感のある女性アイドルブーム。そんななか、最近話題となっているのが、アイドルグループの「解散商法」だ。

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ここでいう「解散商法」とは、ある条件を設定して「それをクリアできなければグループを解散する」というミッションに挑戦するというもの。たとえば、上戸彩や米倉涼子が所属するオスカープロモーションのアイドルグループ「X21」は、2015年9月発売のシングル「YOU-kIのパレード」で初週売上が1万枚に満たなかった場合、2015年内で音楽活動を停止する、というミッションが課せられた。

また、2人組アイドルグループ「バニラビーンズ」は、avex移籍初となるシングル「女はそれを我慢しない/ビーニアス/lonesome X」(2015年11月発売)とアルバム『バニラビーンズV』(2016年2月発売)の2作品の合計出荷枚数が1万5000枚を超えなければ解散というミッションに挑んだ。

X21もバニラビーンズも条件をクリアしたため、音楽活動停止ならびに解散を回避できたが、ツイッターでは、

「バニビ解散回避よかったけど解散商法はやると本当に印象悪くなるから事務所やレーベルはよく考えた方がいいよ」
「○○出来なかったら解散します!っての大嫌い。ファンバカにしてんのかなとしか思わない」

などと、批判も少なくない。

そして、5人組アイドルグループ「STEREO TOKYO」は、5月4日発売のシングル「Dancing Again」が、5月29日開催のリリース・パーティまでに1万枚売れたら解散という、これまでの解散商法を逆手に取ったようなミッションに挑んでいる。それだけでなく、4月17日にはメンバーの三浦菜々子がフルマラソンに挑戦、完走できなければ解散という企画も行われた。

しかし、このフルマラソン企画は、シングルの予約イベントを兼ねており、並走する車に移動式CDショップを設置。そこでファンが同シングルを5枚予約すると、三浦の代わりに1km走ることができるというルールなのだ。結局、ファンの助けもあって、フルマラソンに完走、解散は回避されたのだが、ツイッターでは、

「CDを複数枚買って走って貰ったファンの人を『オタク』呼ばわりして、解散の掛かってるメンバーは車内移動してる上にその車内で寝たり遊んだり食事したりしてるStereo Tokyoというグループはなんなんだろうなぁ」
「なんかstereo Tokyoの解散マラソンとか流れてきたけど、ファンをマジでぞんざいに扱ってる感あってさっさと解散しろと思った」

などと、苦言を呈するネットユーザーも多かった。しかし一方で、

「あのマラソンは、これまでのアイドルのマラソンや解散商法などの文脈を踏まえた上で、それらに対する批評性を確かに有していた」
「最初なんだこれと疑問だらけだったけど公式の紹介写真見て理解。非難轟々で話題になれた、人を傷つけない面白炎上商法だわ」

と、解散商法をパロディー化したかのようなこの戦略を評価する意見も少なくない。ちなみにこのイベントでは、マラソンの様子をツイッターで逐一報告し、さらには完走後にすぐさまその日の様子を編集したミュージックビデオを公開。すべてが“計算ずく”と見えるのも頷ける。炎上することを覚悟したうえでの周到なプロモーションだったといえそうだ。

現実問題として、CDが売れなくなってしまった今の時代。セールスを伸ばすために、いろいろな奇策に打って出るアイドルが登場してくるのも、自然の流れなのかもしれない。
(小浦大生)
(R25編集部)

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※コラムの内容は、R25から一部抜粋したものです
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