ガジェット通信

見たことのないものを見に行こう

おとなの一人旅。究極の遊びは 「一人、シルクスクリーンプリント・スタジオ」だ!

DATE:
  • ガジェット通信を≫


HEAPS
ニューヨーク拠点のデジタルマガジン。ニューヨークをはじめ、各都市の個人やコミュニティのユニークな取り組みやカウンターカルチャーシーンをいち早く配信中。現地ならではのコアなネタを厳選し、独自のライフスタイルを切り開くための“きっかけ”となるストーリーを届けることをミッションとしています。www.heapsmag.com

ブルックリンのゴワナス地区にある「Gowanus Printing Lab」。ここは、“素人さんも歓迎”のシルクスクリーンプリント・スタジオだ。

アンディ・ウォーホルの代名詞
「シルクスクリーン技法」

Photo by Kuo-Heng Huang

キャンベル・スープやマリリン・モンローのポートレイトなどを手掛けた、アンディ・ウォーホルの代名詞として知られる「シルクスクリーン技法」。Tシャツ制作から商業ポスター制作まで、アメリカでは日常的に活用されている。特殊な機材を必要とするのだが、ここでは個人で気軽に楽しめるのだ。

小さなドアから2階に上がると、インクの香りに包まれた巨大なスタジオがお目見え。ゴワナス地区を見渡すことができるこの共有スペースは、コミュニティの集いの場でもあり、たくさんのアート作品と大きなソファーが置かれている。

スタジオでは、それぞれのアーティストがTシャツを制作したり、メッシュフレームを洗浄したり、黙々と自身のプロジェクトを進めていたりと、過ごし方は多様。

Photo by Kuo-Heng Huang

Photo by Kuo-Heng Huang

「お金を払ってスタジオを使う人もいれば、ギャラリーや企業から雇われて仕事をしている人もいる。素人からアーティストまでいろんな人が出入りするから楽しい」との声は多い。

オープンは2010年、当時のオーナーや初期スタッフで「がらくただらけで本当に何もなかった」スペースに壁を造り、大規模なコマーシャルプリント装置やコンピューター設備を配置。完成まで4ヶ月を要した。

肉体労働者が多い工場地帯の、エネルギッシュな雰囲気がラボのスタイルに合うという。“いわゆるヒップスター”とはちょっと違う、純粋に「ものづくり」が好きな人々が集まるエリアだ。

Photo by Kuo-Heng Huang

Photo by Kuo-Heng Huang

以前、ブルックリンのブッシュウィック地区に、同業ともいえる巨大なアートスペース「3rd Ward」があった。DIYを楽しむ若者から絶大な人気を集めたが、経営不振に陥り惜しまれながら閉館。

個人客がメインとなる運営の大変さや、未開発地での運営は、Gowanus Printing Labにとっても悩みの種だ。しかし、シルクスクリーンを専門にし、ギャラリーや大きな商業企業と取引をするなど、マーケットを特化することで経営を安定させているとのこと。

「アーティストとコミュニティにとって、何をすべきか見極めていく。それがすべきこと」と、ラボの方針は変わらずシンプルを貫いている。

Photo by Kuo-Heng Huang

“入門料”はいくら?

Photo by Kuo-Heng Huang

通常、クラスは、5〜10人の少人数制。幅広い知識を持ったスタッフが、素人からプロのニーズに対応してくれる。初心者に人気の入門クラスは3時間で120ドル(約1万4,400円)。

Tシャツへのプリンティングクラスもあり、自分で好きな一枚を持っていって染めることができる。このクラスは80ドル(約9,600円)。また、ポスターのプリンティングクラスもあり、これなら自分だけの「オリジナルポスター」なんてものも作れてしまう。DIY好きの食指がビクリ(ただし、ちょっとお高めの180ドル!)。

Photo by Kuo-Heng Huang

滑りの良いインクから、色落ちが激しく味の出るインク、耐久性のあるインクなど種類も様々。「こんなものを作りたい」とラフ画を持ち込めば、スタッフがアイデアを形にする手伝いをしてくれる。もちろん、「スタジオを見学するだけでもwelcome」とのこと。ひとたび空間に入れば、たちまち制作意欲にかられること間違いなし。

Photo by Kuo-Heng Huang

 Top photo by Kuo-Heng Huang
Licensed material used with permission by HEAPS

関連記事リンク(外部サイト)

「残飯レストラン」はじめました。
マンハッタンを駆け抜けろ。世界最大のスケートボードレース(違法)!
じいちゃんばあちゃんがギャングスター!?高齢者が握るスプレー缶

カテゴリー : 生活・趣味 タグ :
TABI LABOの記事一覧をみる ▶
  • 誤字を発見した方はこちらからご連絡ください。
  • ガジェット通信編集部への情報提供はこちらから
  • 記事内の筆者見解は明示のない限りガジェット通信を代表するものではありません。

TOP