秦 基博×阿部真央 それぞれの「音楽履歴書」

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秦 基博×阿部真央 それぞれの「音楽履歴書」
J-WAVE金曜22時からの番組「SOUND GARAGE UNIVERSE」。いつもの2人(菅原卓郎&F チョッパー KOGA)に代わって、4月29日のオンエアでは、秦 基博と阿部真央がスペシャル・ナビゲーターとして登場!「私の音楽履歴書」というテーマで、音楽と触れ合い始めてから今に至るまでに聴いてきた音楽や、各々の曲作りについて語りました。

番組は緊張したトーンでスタート。しかし、秦 基博から阿部真央にラブコールを送って2人での放送となったとのことで、「ファンです」(秦)「私もファンです」(阿部)と言い合うシーンが何度もありました(笑)。

Q.初めて触れた音楽は?
阿部は、3〜4歳の頃から「音楽の大好きな祖父に演歌を教え込まれていた」という、あの力強い歌声の根源のような話が飛び出しました。一方、幼稚園が遠かったので車で通っていた秦、その車の中で母親がよく歌っていた鼻歌が、島津ゆたかの「ホテル」。「ホテルで会ってホテルで別れる」という何とも大人な曲ですが、それを覚えて歌うようになってしまった秦が、母親に「それはまずいから歌うのやめなさい」と言われ、山本リンダの「こまっちゃうナ」に変わったのだとか。

Q.自分自身で音楽を意識したのはいつ?
演歌を教え込まれていた阿部。大人たちが「うまいうまい」とはやし立てるから自分でも歌がうまいと思い込んだそう。歌手を志すというより“刷り込み”のようなものだったと語りました。12歳のとき、兄がもらってきたギターを弾くようになり、そこから自分自身も弾きはじめたと話すのは秦。どちらも意外に、受動的に音楽と触れ合っていたようです。

Q.ミュージシャンになったきっかけは?
阿部は「高校生までオーディションを受けて落ちまくっていた」と意外な経歴を語ります。それまでAvril Lavigneか浜崎あゆみしか聴いていませんでしたが、卒業して、自分で曲を作るようになってから日本のロックバンドを聴きはじめたそうです。その時によく聴いていたのが、ASIAN KUNG-FU GENERATIONの「Re:Re:」。「今聴いてもカッコいい!」と黄色い声をあげていました。

「きっかけっていうのが思いつかない」と話しはじめたのは、秦。「なってみてからこういう風になれたらいいなーと思った」のは、James Taylorだそうで、「ライブを観にいったとき、ステージ上が彼の部屋みたいに見えた」そうで、本人も聴いてる方も、リラックスした雰囲気がすごかったと語ります。「俺は、良いとこみせたくてしょうがないから」と、緊張してしまうらしいのですが、「映像を見ると、Jamesも若い頃、イキってた(笑)。だから、自分もその歳になった頃にそうなれてればいいかな。いろんなものが削ぎ落とされて1くらいになってたら」と話します。

Q.どうやって曲作りをしてる?
阿部は「普段から歌詞を書き溜めておいて、歌詞とメロディが両方フレーズとしてでてきてから、コードとかつける感じ」で、お風呂、ベットの中、運転中に出てくることが多いのだとか。秦は、逆に、「歌を作ろうと思ってスイッチを入れてつくる」とのこと。「曲作りスイッチが入っている時は色んなことに敏感だし、人のこと斜めから見るし、疲れるんだよね」と、ライブスイッチと共にオンオフきっちりしているのだとか。

「曲作りは疲れる」という意見には、阿部も激しく同意。「だから私は、できる限りフラットでいて、アップダウンのない状態を心がけてる」と語りました。秦も、「考えているときは出てこなくてもやもやしていて、でもベットの中とかで急にでてくることはある」とのことで、阿部も「この言葉だ!って行き着いたとき、気持ち良くないですか? 分かります」とシンパシーを感じていたようです。

そんな阿部真央は、5月25日に新曲「Don’t let me down」を発売。秦 基博は、5月に全国ツアーも控えています。今後もこの2人の音楽に注目です!

【関連サイト】
「SOUND GARAGE UNIVERSE」オフィシャルサイト
http://www.j-wave.co.jp/original/soundgarage/

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