『私のとっておきを撮る「日光」日帰り撮影ツアー』を独占取材しニコンD5を貸し出される!

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株式会社ニコンイメージングジャパンが主催した、「第4回ニッコールレンズフォトツアー ご招待キャンペーン」における10のフォトツアーのうち1つを同行取材した。

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記者が同行取材をしたのは、私のとっておきを撮る「日光」日帰り撮影ツアーという女性限定のもので、朝早くから東京をバスで出発し日光の様々な撮影ポイントを巡る旅だった。

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まず最初に訪れたのは西洋料理 明治の館。
昼食を兼ねての撮影会だ。昼食もそこそこに、どうやって撮影しようかと参加者はそれぞれの考えを巡らせる。

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講師は大阪芸術大学写真学科教授で1981年ミス・ユニバース日本代表の織作峰子さん。

実は、このツアーを取材したのは記者一人だったので独占取材となるが、主催者からぜひこれで取材撮影をしてくださいと貸し出されたのが、ニコンの最高峰一眼レフカメラであるD5だった。
こんな高級機種は使ったことがないし、使い方もわからないので基本的にプログラムオートで撮影した。完全カメラ任せの撮影で、本稿の写真はD5そのものを撮影したもの以外はすべて、D5での撮影だ。
記者も参加者と一緒に撮影したので、作例としても紹介する。
なお、記者はプロカメラマンではないのであくまでも「素人がカメラ任せで使ったらこうなる」という視点でご覧いただきたい。

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食事をとりながら談笑しているが、何を撮ろうかとカメラをいじりながら考えている参加者も。

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さっそく撮影開始。
それぞれのカメラで思い思いの作品を仕上げていく。
最後には自信の2点を提出して織作先生に評価してもらうので真剣だ。

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レンズは主催者から貸し出しもあったので、普段は使用できない高級レンズも限りはあるものの使い放題とあって、広角で寄ったり望遠で抜いたりと、作品の出来が楽しみだ。

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明治の館での記者が撮影した作例。

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記者は取材者なので、公式に先生に評価をしてもらうわけではないが、明治の館で撮影したものを空き時間にこっそりと見てもらった。
織作先生が「これいいんじゃない?」と評価してくれた作品がこの写真だ。明治の館なので「給仕員」とでも呼んだ方がいいのだろうか。ウェイトレスさんに窓から見える好きな景色を見てくださいと言って撮影したものだ。

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これは物撮り用の料理を低いアングルから押さえたもの。

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切り花があったので、コーヒーではなく冷たい水を置いて撮影。

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さて、場所を移動して日光東照宮へ。

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三つ葉葵(あおい)も誇らしく、歴史を感じさせる厳かな場所だ。
日本人に限らず、外国人の観光客も多くいろんな人が撮影に興じていた。

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二荒山神社へ続く参道で、こけむす小さな森を撮影したもの。

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同神社では桜がいい具合に見ごろだった。

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桜を撮影するのは意外と難しい。

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次に向かったのは田母沢御用邸。
ここは建物は言うに及ばず、庭園も美しいので参加者は先生にいろいろ聞きながら撮影をしていた。

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参加者の機材を見ていると、中には「カメラ女子」と呼ぶには失礼なほど充実した機材をそろえていたり、初心者ながら写真撮影の常道と自分の感性とを確認しながら四苦八苦している様子が見て取れたりと、それぞれが充実した時間を過ごしていたようだ。

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御用邸での記者の作例をいくつか紹介する。

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ガラスに映った花の色や形を写し取るのはなかなかうまくいかない。
人間の目がいかに優れているかという証拠だろう。見た目のまま写真にするということが難しいことはこういうところでよくわかる。
それでもカメラ任せでここまで撮れればさすがだと言わざるを得ない。

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これは謁見室の玉座。

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御用邸は本来的には皇室の別荘なので、執務をする場所ではない。
しかしながら、大正天皇は静養のために当地に滞在する時期が長かったため、執務をここで行っていたという。

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御用邸で謁見室や執務のための部屋があるのはここだけだという。

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こちらは皇后陛下のための部屋。
女性のためだからかどうかはわからなかったが、うっすらピンク色のガラスがそれを具現化するポイントだったのだろうかと思った。

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最後の撮影地は日光真光教会。

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東西にステンドグラスがある石造の教会だ。
こちらは東側なので、朝日がここから差し込む。

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こちらは西側で、夕日が差し込むように設計されている。

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日がすっかり落ちて、撮影会は終了。一行は日光金谷ホテルで軽食を取りながら、先生の講評を受ける。

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参加者が一様に緊張しているのが雰囲気から伝わってくる。

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全員の講評が終わり、先生の作品が公開される。その作品のすばらしさに、参加者からため息が漏れる。

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これですべてのプログラムは終了し、日光金谷ホテルを後にバスで東京に戻った。

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記者が1日使用したニコンD5は大型でどちらかというとプロ向きの機材だ。

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レンズはニッコールAF-S NIKKOR 24-70mm f/2.8E ED VRという、これまた高級レンズ。
手振れ補正機能の付いたAF爆速レンズだ。

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本体の使い方はよくわからなかったので、プログラムオートや絞り優先を使用して適正露出も機材に慣れていないので、ブラケット撮影とした。

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本体とレンズを合わせて2.5キログラム近くあるので、最初は振り回すのに一苦労だったが、グリップの形状が持ちやすいため慣れてくると重量はそう感じなかった。

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153点フォーカスポイントのうち55点が選択可能なAFポイント。
明るいレンズでこれだけのフォーカスポイントがあると、かなりシビアになってくるのではないかと憂慮したが、AFの速度は爆速で何もしなくても狙ったところにピントが合っていた。

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記者は帰りのバスが休憩で停車したパーキングエリアで撮影してみた。
広角で自分の2メートルほど先を時速40キロメートルほどで通過する車を真横から連写してみた。
自動的に感度が51200に設定され1/125秒で撮影することができた。
マニュアル撮影すれば完全に止まるだろう。

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次にパーキングエリアの明かりだけでバスを撮影。
こちらもカメラ任せで40mm f/4.0 1/125秒 ISO-28800という結果だった。

秒間12コマの連写性能も完璧で、プロカメラマンや報道用はもちろん、被写体が動体であることが多い鉄道写真、バードウォッチング、航空写真、スポーツ写真等には特に威力を発揮するのではないだろうか。

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さて、このツアーの参加者にインタビューしてみたところ、「まったく知らない女性同士が写真というただ一点でつながり、話題や価値観を共有しながら過ごせたのは、日常の様々なことを忘れてものすごく充実した一日となりました」と答えてくれた。

記者も普段報道関係者として写真を撮りまくっているが、あくまでも目の前で起きた事実の記録としての撮影で、作品として考えながらの撮影はしてなかったような気がする。その意味で同行取材は記者にとってもいい刺激となった。
主催者では今後も、様々な形で写真に向き合えるような企画を提供していきたいとのことだったので、こまめにチェックしてみてはいかがだろうか。

※写真はすべて記者撮影
 取材・機材協力 ニコンイメージングジャパン

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(執筆者: 古川 智規) ※あなたもガジェット通信で文章を執筆してみませんか

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