AK-69がヒップホップ界の名門レーベル“Def Jam Recording”と契約

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AK-69がヒップホップ界の名門レーベルDef Jam Recordingとサインニングしたことを発表した。
AK-69 (okmusic UP's)
Def Jam Recordingといえばヒップホップの代名詞ともいえる、ヒップホップそのものを全世界に知らしめた、数々の歴史的アーティスト、楽曲を生み出してきたアメリカを代表するレコード・レーベル。もとはニューヨークの小さなインディペンデント・レーベルで、ヒップホップの興隆とともにメジャーレーベルとなったヒップホップの歴史そのものといっても過言でもない。このレーベルからはビースティ・ボーイズ、RUN-DMC、L.L.クール.J、ジェイ・Z、カニエ・ウェスト、リアーナ、ジャスティン・ビーバーなどのスーパー・スターが生まれている。

一方AK-69は地元の名古屋を拠点にインディペンデントな活動にこだわりながら日本のヒップホップ・シーンを牽引し、2014年には武道館ソールド・アウト・ショウを実現するまでにその支持を拡大。と同時に楽曲制作の為に渡ったニューヨークにて、絶対的な信頼のヒップホップ・ラジオ・ステーションHOT97に日本人ラッパー初のインタビューや同局主催イベントへの出演を果たす。またそこでのリレーションがのちに、Def Jam 所属ヒップホップ・アーティスト、ファボラス、そしてヒップホップ界の重鎮ファット・ジョーとの楽曲制作に繋がるなど、着実にキャリアを積み上げてきた。2015年年末、より広いフィールドを目指すべく、自らが代表を務める「Flying B Entertainment」を立ち上げ、”B級から成り上がる”その決意を表現したシングル「Flying B」2月にリリースしたばかり。

なお、事実上このAK-69のサインニングにより、今回のDef Jam日本ブランチは復活の狼煙を上げることになる。今後の展開が楽しみだ。

【コメント】
■AK-69

ーーいままでインディーズに拘り続けた理由と今回メジャーと契約することにした理由は?

AK-69:インディーズに拘り続けてきたのではなく「インディペンデント」であること、つまり「自分にしか出来ないこと」にこれからも拘っていくつもりです。

ーーDef Jam Recordingと契約成立した今の心境は?

AK-69: 俺がガキの頃から憧れ続けてきたこの金看板も、元はNYの片隅で産声を上げた「インディペンデント」なヒップホップレーベル。そのレーベルとしかサインは考えられなかった。と改めて思います。

ーー今後の目標は?

AK-69:亡き友の意志も背負い、この日本でも「本物のヒップホップ」を広めていきたい。

■フェイゼル・デュラーニ(Def Jam Recordings 取締役)

「日本でのDef Jam Recordings のレーベル再始動、おめでとう!! AK-69を再始動後初の契約アーティストとして迎え入れられて、うれしく思います。これで一緒にヒップホップ界でNo.1ですね!」

■藤倉 尚(ユニバーサル ミュージック合同会社 社長兼最高経営責任者)

「この度、Def Jam Japan として存在していた日本におけるDef Jam RecordingsをAK-69と契約し、再始動する事にいたしました。アメリカ本国でもソウル、ヒップホップが復権してきており、日本でもラップが隆盛の兆しを見せ始めています。このタイミングでKing of HIPHOPとも言えるAK-69と契約できた事を大変嬉しく思っております。AK-69、Def Jam Recordingsの今後に是非ご期待ください。」

左からフェイゼル・デュラーニ(Def Jam Recordings 取締役) / AK-69 /スティーヴ・バーテルズ(Def Jam Recordings CEO) (okmusic UP's)
AK-69 (okmusic UP's)
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