外食関係者必見!業務用キッチンのためのAirbnb型サービス「The Food Corridor」が米国で始動中

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業務用キッチンスペースのためのマーケットプレイス「The Food Corridor」スペシャリティーフードとは、ローカルな醸造所で丁寧に醸造されたクラフトビールや、自家農園で手摘みした実を精製したオリーブオイルなど、付加価値の高い飲食料品のこと。

近年、高品質な商品を求める“本物志向”の消費者の間で人気を集め、米国のスペシャリティーフード市場は、2014年時点で1090億ドル(約12兆円)に達している(スペシャルティフード協会の調査データ)。

「The Food Corridor」の仕組み

・業務用キッチンスペースのためのAirbnb

「The Food Corridor(フード・コリドー)」は、業務用キッチンスペースに特化した世界初のオンラインマーケットプレイスとして、米コロラド州フォート・コリンズで2015年に創設された。

飲食店や学校、公共施設、教会などにある、冷蔵冷凍庫や業務用厨房機器を備えたキッチンスペースを一時的に有償で貸し借りするための、いわば“業務用キッチンスペース版Airbnb”で、空きスペースの検索はもちろん、予約から決済までをオンラインでシームレスに実行できる。

「The Food Corridor」は、新たなフードビジネスの立ち上げに取り組む起業家や、開業を目指す飲食店、新商品の開発をすすめる中小規模の食品メーカーなど、「業務用のキッチンスペースを自前で所有せず、オンデマンドで利用したい」というユーザー層をターゲットに、現在、ベータ版で運用中。

今後は、プラットフォームの改善に努めながら、グローバル規模での展開を視野に、対象エリアを拡大していく方針だ。

・空きキッチンの有効活用で食のイノベーションを推進

量的にも質的にもほぼ充足したがゆえ、商品・サービスともに、ますますニーズが多様化する食分野。

「The Food Corridor」は、“Airbnb型モデル”を応用することで、食にまつわるイノベーションの場を創出しようとしている点が特徴といえるだろう。

The Food Corridor

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ウェブサイト: https://techable.jp/

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