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壮絶な出産がもたらした運命。私と子どもの命が助かり、持病も発見された!

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今から2年前私は壮絶なお産を経験しました。

そうなるとは予想だにしていませんでした。

前回、一人目のときは12時間ほど出産にかかりましたが、無事に自然分娩で産むことができました。

時間はかかったものの安産でした。

だから二人目も大丈夫!

そう思ってました。

ところが、二人目は破水からスタート。

それだけでも驚きました。

それから一人目の時よりも激しい陣痛に苦しめられ、余りの痛さに無痛分娩に切り替えました。

24時間ほどかかり出産。

(やっと出産から解放された!)

そう思ったのもつかの間、助産師さんの表情が固まりました。

あの顔は今でも覚えています。

「先生を呼んで来ます」

そう言って交代すると、先生は

「胎盤が降りてきません。このままでは大量出血しますので大きな病院へ搬送します!」

私達夫婦は唖然としました。

子供は無事に生まれてホッとしたのにドンドン私から血がなくなっており、その時ですでに大量出血していたのです。

そこから救急車に乗り、総合病院へ。

それまでは無痛分娩の麻酔のお陰で痛みは感じなかったものの、次第に麻酔が切れ猛烈な痛みが!

さらに出血により血圧は60台。

通常の半分です。

私の意識は朦朧となり、

(このまま死ぬのかなー)

と考えました。

その後、胎盤が子宮にくい込んでおり胎盤が降りてこないことが判明。

総合病院で処置を受け、奇跡的に胎盤を出すことができました。

もし胎盤が出なかったら子宮全摘手術を受けなければならなかったそうです。

しかし、これで終わりではありません。

大量出血したため重度の貧血で安静を余儀なくされ、生まれたばかりの子供と離れ離れでした。

私が総合病院に入院した翌日、今度は生まれたばかりの子供に異常が見つかりました。

産んですぐ、左目の下に青く隆起したできものがあり、そのせいで目の位置がズレて見えてました。

なんだろう?とは思いましたが、無事生まれたことに喜び、その時は深く考えていませんでした。

しかしそれが大きくなってきたというのです。

とりあえず今入院している総合病院へ赤ちゃんを連れてきて検査することになりました。

検査結果は、涙嚢閉鎖したところにMRSAという菌が入って、すぐに抗生剤治療が必要とのことでした。

治療をするとみるみるよくなりました。

そして医師から言われたのは、

「あと1週間遅かったら敗血症で死んでいた」

と…ゾッとしました。

その後子供も私も順調に回復しました。

しかし、まだ終わりではありません。

今回の出産、大量出血で私の先天的な病気も見つかりました。

AT3欠損症という、血液が異常に固まりやすく血栓ができやすい病気です。

そのまま放置すると心筋梗塞や脳梗塞を起こす可能性があります。

その日から抗凝固剤を服用し、大病しないよう気をつけることができました。

今回の出産が壮絶で総合病院へ運ばれたから私の命は助かり、私が総合病院に入院していたから子供がすぐに処置してもらえ子供の命も助かり、出産したから死に直結しているとも思える病気も発見できました。

全ては出産がもたらした運命だったと感じます。

お産は全てが安全ではありません。

むしろ安全なお産が奇跡なのだと思います。

その後、私は私と子供の命を助けてくれた病院で、その時助けて下さった先生と共に働いています。

著者:アヤプー

6才の男の子と2才の女の子を持つナースです。毎日育児に家事に仕事に奮闘しています!

※プロフィール情報は記事掲載時点の情報です。

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