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被災地から東京五輪へ!スケートボードパークが試みる復興と震災の今

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熊本大地震で揺れ動く日本列島。熊本に住む同じスケートボーダー達の安否を確認していて、ふと思い浮かぶスケートパークがありました。

 

東日本大震災で甚大な被害を受けた宮城県石巻市魚町に、冷凍庫として使用していた倉庫をローカルスケーターたちが借り受けてできた、約400坪の面積を誇る国内最大級の屋内スケートパーク“ONEPARK”です。

 

当初の借地期間は平成27年5月まで。すでに過ぎましたが、東北の活力になればと、提供元の『木の屋石巻水産』の副社長・木村隆之さんのご好意により、現在も期間延長で運営が続いています。

 

そこでONEPARKの代表の勝又秀樹さんに、今回の熊本震災を含め、復興とスケートボードについて伺いました。

元冷凍庫で作られた熱い想い

「東日本大震災で「もうどうにもならないんだなぁ」と思ってから5年。明けない夜はありません。」

 

勝又さんはそう切り出し、話しはじめて下さいました。

 

「ONEPARKは、地元のスケートボーダー達と一緒に、がれきやヘドロを片付けて、電気、ガス、水道などの環境整備全てを自分たちの手で復旧させました。そこから床を塗り固めていったりと徐々にカタチにしてね。」

 

勝又さんは“被災地に何かを芽吹かせたい”想いと、酷い体験をした子供達にスケートボードを通して、少しでも“すごく楽しかったという思い出を残してほしい”気持ちからONEPARKの運営を続けています。

 

スケートボードパークはどんな役割を果たしたか

ONEPARKには、様々な年代の子供達が集まってスケートボードの練習をしています。保護者が、ONEPARKに子供をおいて仕事や自宅の復旧作業に出かけるなど、開設当時から現在まで、安心して子供を預けられる場所になっているそうです。

 

勝又さんは、子供達と過ごすなかで、子供は子供でちゃんと世界があり、きちんと“場”を提供してあげさえすれば、大人よりもずっと前向きで様々な問題に向き合う力があると言います。

 

「子どもの世界には、時として親が邪魔な場合もあって。そこには普段、家では見せない子どもの顔があり、親の気がつかない成長(場合によっては、悩み・葛藤)が、いっぱいある。いわば、その“成長の種”のようなものを、保護者の方に伝えるのがONEPARKの役目でしょうか?」

 

「なによりも震災以降、心を閉ざしがちだった子どもたちが、スケートボードを通して心の扉を開いてくれる瞬間があると嬉しいし、自分自身の励みにもなりますよね。」

 

子供達に向けた“新しい世界の第一歩”

スケートボードはカテゴリー的には“競技”の部類に入ります。でも、一番の敵は相手ではなく自分。それまでの壁を乗り越えた先に、成長が見えるという形が特に際立つスポーツです。

 

そんな、勝又さんには子供達に伝えて行きたいスローガンがあります。

 

“First step to the new world(新しい世界の第一歩)”

 

いつかは無くなってしまうかもしれないONEPARKですが、ここで育った子供たちは様々な思いを胸に大人になっていくことでしょう。そして勝又さん達が作った“新しい世界の第一歩”を様々な形で、次の一歩に変え、歩んで行ってくれることでしょう。

新しい才能を発掘し育てる場所でありたい

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