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ヒットの種は「理系×文系」のミックスにあり?

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ヒットの種は「理系×文系」のミックスにあり?
J-WAVE月曜〜木曜の朝の番組「J-WAVE TOKYO MORNING RADIO」(ナビゲーター:別所哲也)のワンコーナー「SUNSTAR Ora2 MORNING INSIGHT」。4月28日のオンエアでは、映画プロデューサーの川村元気さんを紹介しました。

川村さんは「バケモノの子」「バクマン。」「モテキ」など、数々の作品を企画・プロデュースしており、来月公開の映画「世界から猫が消えたなら」の原作者でもあるヒットプロデューサーです。そんな生粋の文系男の川村さんがいま注目しているのが、“理系の頭脳”だそうです。

「プロデューサーとして、1年〜1年半先くらいにヒットするものを探さないといけないのですが、映画の主人公がスティーブ・ジョブズやホーキング博士など、理系の人を主役にした映画が多くなっていたんです」(川村さん、以下同)

とはいえ、理系分野が苦手な川村さん。「自分のモットーとして、苦手なものを学ぶと一番伸びる」ということもあり、2年間に渡って理系のトップランナーに話を伺ったそうです。

「例えば養老孟司さんや宮本茂さんほか、みなさんと対談するにあたって難しい話をされるかと思いきや、『どうやったら幸せになれるか』といった、僕らが普段考えていることと同じことを、医学やプログラミングやエンジニアリングでやろうとしていることが分かったんです。一緒なんだけど、同じ山を全く違う登り方をしてるんで『こういう登り方があるんだ』ということが分りました」

川村さんの著書『理系に学ぶ。』の中で、川上量生さん(カドカワ 代表取締役社長/ドワンゴ 代表取締役会長)は「不戦勝が最高の勝ち方」という話をしています。

「日本人は、戦いが激しいところにいって勝とうとしようとするけど、それは倍率が高いから勝つのが大変。誰もいないところで不戦勝を狙うのが一番美しいんです。そこをどう狙うのかが大事なのに、受験戦争と戦っていたこともあって、混んでいるところで勝たないと気が済まないところがあるということでした」

川村さん自身も、ヒットのヒントは既にビルが建っているところではなく、空き地にあるのではないかと思っていて、空き地を探すようにしているそうです。まさに、そのような感じで理系が盛り上がってきているのではないでしょうか。

ちなみに、伊藤穰一さん(マサチューセッツ工科大学 メディアラボ所長)は「理系と文系をあまり分けてはいけない」と語っているそうです。

「世界トップの理系集団はアートと理系を混ぜていて、医学やテクノロジーとアートが混ざってるんです。それが非常に進んでいるので、この先、メディアラボからのムーブメントはどんどん生まれてくると思います」

文系と理系をミックスしたところが、次のエンターテイナーやアート、ビジネスの主流になってくると川村さんは予想しています。果たして、文系と理系でどんな化学反応が起こるのか、楽しみですね。

【関連サイト】
「J-WAVE TOKYO MORNING RADIO」オフィシャルサイト
http://www.j-wave.co.jp/original/tmr/

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