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要素はバッチリ! 思考トレーニングを企画書にも活かしてみよう

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ちょっとした思いつきを上司や先輩に相談したら、「簡単でいいから、企画書にして」なんて言われることが、これから増えそう。そこでいざという時に備えませんか?

今回は「事業部交流会」を発案したと仮定して、企画書の作成を例にご紹介していきます! □□□

まず前提として、企画書とは「これをやりたいので、やらせてください!」と説明するもの。具体的にやりたいことが“これ”にあたり、企画にあたります。

通常、企画立案および企画書作成のステップは、以下のようになります。

1.目的を定める

2.ターゲットを定める

3.方法、手段を定める

4.ストーリーを定める

基本的には、社内でも社外でも、説明しなければならないポイントはほぼ同じ。承認もしくは発注されて、初めて実施もしくはプロジェクト化するため、相手の納得や理解を得なければなりません。そのため、伝え方や盛り込む要素を考える上で「思考トレーニング」の視点が役立ちます。

ではステップに従い、どういう視点で内容を検討したらよいのか見ていきましょう。

1.目的/何のためにやるのか

企画では、「何のためにやるのか」という目的を明確化する必要があります。

それは、定義した目的が様ざまなことの判断軸となるため。例えば、手法の選択や費用対効果のほか、現場で各関係者が判断するときの拠り所にもなります

また、目的の表現は「やる・やらない」の判断に影響を与えがち。企業にとって、人の稼働はコスト。つまり何かをする場合は、必ずコストが生じます。そのため、「それはコストをかけてまでやるべきことなのか」というそもそも論が出た時にも、目的は誰もが「やるべき!」と思える表現にしておく必要があります。

次に目的を踏まえた、目標を考えます。評価や判断を仰ぐのに、不可欠です。

目的と目標は混同されがちですが、まず目的があり、それを達成するために置くのが目標という関係になります。目的の内容は、抽象的な場合が多く、「こうしたい、なりたい」という理想。そのため、目的の実現度を測るモノサシとして具体的な「目標」を置き、評価できるようにしていると捉えましょう

「事業部交流会」の企画なら、目的は「事業部間コミュニケーションの促進」などに。この時、目標は「参加者100名」「各自が他事業部の人、3名と知り合う(アンケート予定)」のように、達成可否が判断できるものを置きます。

もし目的を「事業部間の役割理解と知見共有の促進」と変えたなら、目標は「事業部間における知見活用案の策定」や「参加者の理解度や満足度が80%以上(アンケート予定)」などに変わるイメージです。

なお、総括や振り返りでは、目標達成の可否が問われます。往々にして、目標はコストとの相関で評価されるため、熟考が必要。目的は1つですが、目標は複数でもOK。想定として、チャレンジングな目標と一定の達成が見込める目標を置くといいでしょう。

2.ターゲット/誰を動かすためにやるのか

企画では、「誰を動かすためにやるのか」というターゲットも詳細に定めます。なぜなら、次にそのターゲットが行動するように、具体的な手段や方法を考えるため。「思考トレーニング」からも分かるように、ターゲットが変わると手段や方法も変わります。

例えば「事業部交流会」なら、ターゲットが業務経験はさほど多くない20代全般の層と、幅広い年代ながら他事業部に関心がある層では、有意義になる会の内容は異なるはず。20代全般層ならデジタルに馴染んでいると考えて、SNSにグループやイントラネットに交流場所を作成し、事前に関心テーマを募ったり、各自でコミュニケーションを取れると有益かもしれません。幅広い年齢層なら、顔を見て話すことを重視と考え、当日はグループ分けで一定人数と深く話せたり、後で顔と名前がわかるよう自己紹介一覧を社外秘で配布すれば、直接的な交流に満足してもらえるかもしれませんね。

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