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予想以上のクオリティ!ウクライナの驚くべき高速列車

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Photo Credit:NItta Hiroshi「教会と碑石が多い街、ウクライナの首都キエフ

こんにちは、Compathy Magazineライターの新田浩之です。

今回はウクライナの高速列車について。
「えっ、ウクライナに高速列車あるの?」と、思った人もいるかもしれませんね。確かにウクライナの一部は紛争状態で、隣国のルーマニアやベラルーシには高速列車は運行されていません。

しかし、ウクライナに高速列車は走っているのです。それでは、知られざるウクライナの高速列車について紹介していきましょう。

ダイヤと料金

ウクライナの高速列車は「IC」(インターシティー)という特別な種別になっています。2016年冬のヨーロッパ時刻表によると、リヴィウ~キエフ間が1日2本。キエフからハリキフまでの片道運行が1日1本だけ運行されています。

所要時間は、リヴィウ~キエフ間が約5時間。キエフ~ハリキフ間が約4時間40分となっています。他の列車はリヴィウ~キエフ間を7時間かけて走るので、いかに「IC」が速いかわかるでしょう。

料金は2016年3月11日のレートで、リヴィウ~キエフ間が約1,400円。なお、木曜日と土曜日は10%割引になり、金曜日と日曜日は10%割増になります。また、往復券を購入した場合にも10%割引になります。

Photo Credit: Nitta Hiroshi「教会と碑石が多い街、ウクライナの首都キエフ

実際に乗ってみて

私は2015年の11月28日に、リヴィウからキエフまで乗車しました。まず17時30分発のキエフ方面行きのICに乗るために、30分前にホームに到着。さすがに首都のキエフに直行する列車だけあって、ホームは大変混雑していました。しかしICは全車指定席なので、席の奪い合いをしなくても大丈夫です。

私は「どうせ、ボロい列車が来るのだろう」と思っていたので、目の前に白い電車が現れたときは本当に驚きました。「ウクライナに、こんな新しい車両が走っているなんて…」と呟くほど、驚いたのです。

急いで先頭車両に行き、写真をパチリ。ただ、前面は卵型なので空気抵抗はかなりあるのではと思いました。

車内に入ると広軌(1,520mm)のため、日本の車両と比較するとものすごく広く感じました。座席は2列、3列となっており、リクライニングシートとなっています。もちろん、机もありますし車内販売もあります。車内は帰宅するビジネスマンでいっぱい。日本でいうところの「東海道新幹線」といった感じなのでしょう。

Photo Credit:Nitta Hiroshi「教会と碑石が多い街、ウクライナの首都キエフ
17時30分、定刻に発車。ICはぐんぐんスピードを出します。座席上のモニターを見ると、160km/hを表示していました。西欧の高速列車と比較すると遅いですが、東欧ではダントツの速度です。

トイレに行くために座席を立つと、壁際に「HYUNDAI」という文字を見つけました。「どこかで聞いたな会社だな…」と思っていたら、韓国の会社だということを思い出しました。そう、このICで使われている車両は韓国製なのです。

現在、韓国は様々な分野でウクライナに参入しているようで、私のウクライナ人の友人もキエフで働いている韓国人に英語を教えています。東欧において、日本が遅れを取っていることを肌身で感じた瞬間でもありました。皆さんもウクライナに行った際には乗ってみてはいかがでしょうか。

ライター:新田浩之
Photo by: Nitta Hiroshi「教会と碑石が多い街、ウクライナの首都キエフ

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*Nitta Hiroshi「教会と碑石が多い街、ウクライナの首都キエフ

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