ガジェット通信

見たことのないものを見に行こう

車ファンなら絶対に行くべき! クラシックカーの楽園、キューバ

DATE:
  • ガジェット通信を≫


Photo credit: Naoya Hata「価値観揺さぶられる国、キューバ

こんにちは、Compathy Magazineライターの新田浩之です。

今回はキューバの車を取り上げます。「キューバの車」といえば、クラシックなアメリカの車を思い浮かべる方も多いでしょう。現在のところ、クラシックカーが主役ですが、今後が気になるところです。今こそ、キューバのクラシックカーをめぐる旅はいかがですか。

旅行から見たキューバという国

キューバといえば数少ない社会主義国家であることが知られています。それでは、旅行の観点から見ればキューバはどのような国なのでしょうか。

中米で一番治安がいい

まず治安がいいのが特徴。中米には治安が悪い国が多いのですが、キューバは治安がいいことで有名です。もしかしたらのんびりとした国民性が、いい雰囲気を作り出しているのかもしれません。観光客に対する罪が重いことも、治安を保てている要因の一つです。

食事やお酒がおいしい

グルメな方にもキューバはオススメ。スペイン、アメリカ、アフリカの文化が入り混じったキューバ料理。豆ご飯がポピュラーで魚介類も使うため、日本人の口によく合います。また、お酒もバラエティー豊富。ラム酒、モヒート、ダイキリなどは試してみたいお酒です。

世界遺産がたくさん

キューバは小さな島国ですが世界遺産がたくさんあります。例えば首都ハバナの旧市街。16世紀にスペイン人が建設した旧市街は本当に独特の雰囲気です。今後、さらに整備されることが予想されます。

Photo credit: Daisuke Tamai「Cuba/キューバ

なぜ、キューバは時代に取り残されているの?

キューバの写真を見ていますと、どことなく「レトロ」を感じさせてくれます。ところで、なぜキューバは時代に取り残されているような印象を受けるのでしょうか。その問いに答えるためには、キューバの歴史と政治を振り返る必要があります。

キューバは大航海時代以降、スペインに征服されました。その後、独立戦争を経てキューバはアメリカの保護国に。次第にアメリカの圧力が強まり、キューバは植民地と類似した従属的な地位に追いやられます。

アメリカのバックを受けて腐敗していたバディスタ政権を倒すべく立ち上がったのがカストロです。1956年、チェ・ゲバラと共にグラマン号でキューバに上陸。これが有名なキューバ革命の始まりです。そして、カストロはバディスタ政権を倒し革命政府を樹立。樹立後、農地改革やアメリカの企業を追放するなど共産主義の色が濃くなってきました。そして、1961年にアメリカはキューバと断行します。

それに目をつけたのが社会主義国の親玉、ソビエト連邦でした。ソビエト連邦はカストロ政権を全面的に支援し、キューバにミサイルを配備しようとしました。当然、アメリカはソ連の行為に対し激怒。あわや米ソの核戦争かと思われました。これが「キューバ危機」です。結局、アメリカのケネディー大統領とソビエト連邦のフルシチョフ第一書記の妥結によりキューバ危機は解消されました。その代わり、アメリカはキューバに出だしができなくなりました(実際は、CIAを送り込むなど何度もカストロ政権打倒を試みましたが)。

しかし、アメリカによる経済封鎖は維持されました。その結果、工業製品が入って来ずクラシックカーが残ることになったのです。

今後は大きく変化するキューバ

2015年はキューバとアメリカの関係において、大きな転換点となる年になりました。2015年3月21日、アメリカのオバマ大統領は現職大統領としては88年ぶりにキューバを公式訪問。ラウル・カストロ国家評議会議長と会談。この会談で両国間の関係を正常化することが決められたのです。

そして、2015年7月20日、キューバとアメリカの国交が回復しました。両政府はお互いに大使館を設置。大きな第一歩を踏み出したのです。しかし、キューバの人権問題やキューバ島にあるグァンタナモ米軍基地の取り扱いなど多くの問題が山積しています。それでも、両国の交流が増えることは間違いありません。

今後、アメリカ資本、文化がキューバに流入することでキューバ社会も大きく変化することでしょう。キューバの街並みが変わることが予想されます。

少しだけキューバの魅力を紹介

それでは、アメリカのクラシックカーが行き交うハバナ市内を写真で紹介しましょう。先程も書いたとおりハバナ旧市街は世界遺産に登録されています。ハバナは「カリブ海の真珠」と言われるくらい美しい街。スペイン人がなかなか手放さなかったのも理解できます。

Photo credit: Tomoka Aono「音楽と歴史とロマンが詰まった街・ハバナ散策

Photo credit: Tomoka Aono「音楽と歴史とロマンが詰まった街・ハバナ散策

photo credit: Tomoka Aono「音楽と歴史とロマンが詰まった街・ハバナ散策

カテゴリー : 生活・趣味 タグ :
Compathyマガジンの記事一覧をみる ▶
  • 誤字を発見した方はこちらからご連絡ください。
  • ガジェット通信編集部への情報提供はこちらから
  • 記事内の筆者見解は明示のない限りガジェット通信を代表するものではありません。

TOP