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オバマ大統領も登壇した【SXSW2016】報告会開催 人間とAIの関わり方とは

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オバマ大統領も登壇した【SXSW2016】報告会開催 人間とAIの関わり方とは
 【SXSW(サウスバイサウスウエスト)2016)】の報告会が4月22日に東京都内で行われた。
 SXSWとは米国テキサス州オースティンで毎年3月に開催される世界最大のクリエイティブ・ビジネス・フェスティバル。1987年に音楽のカンファレンスとしてスタートし、現在では最先端のテクノロジーとコンテンツが出会う世界最大級のビジネスフェスティバルに成長している。30周年となる2016年は10日間の日程で行われ、日本からの参加者も増加し、参加者は9万5000組を超えた。
 報告会の第一部ではAOI Pro.の海外研修チームから【SXSW2016】の視察報告が行われた。2016年のトピックとしてオバマ大統領の登壇と、VR(仮想現実)、AR(拡張現実)の新しいサービスが実用に結び付いた象徴的な年となったことが挙げられた。

 続いて、街の様子を撮影した写真や映像を交えながら、各アワードの結果を発表。中でも注目を集めたサービスとして、『バンテージ・ドット・TV』が紹介された。本サービスは、ライブや講演会などを自分のベストの座席で、楽しむことができるVR技術。このVRを体験できるゴーグルを装着すると、ステージの横やバックステージ、客席からなど、自分好みの視点でライブ体験できるというものだ。また、『シビック・エンゲージメント』にはオバマ大統領が登壇し、「オースティンに来ている人たちこそ、テック(技術)を使って政治に参加して欲しい。」とコメントしたことが紹介された。また、ARはVRに比べてまだ一般的に馴染はないが、市場規模はARの方が大きいと予測されている。「2020年にはVRと比べて4倍ぐらいの市場規模になるのでは。」と予測されていることが述べられた。
 2016年のもう一つのトレンドとして、人工知能を持つAIロボットと人間の関わり方を紹介。「勉強機能を持ち進化していくAIは人間の仕事を奪うのではないか、人間の価値はどこへ行ってしまうのか等の課題は多くある。例えば、医療の場合AIに看護師の免許を与えるのか、そもそもAIに命を預けられるのか、責任は誰が取るのか等。それらのインテリジェンスの仕組みを解明し、AIにオートマティック・タスクを任せるといった切り分けをしていければ」という議論の盛り上がりが紹介された。
 最後にAOI Pro の海外視察チームそれぞれによるSXSWの感想として「AIに触れたことで、人間らしさとは、自分らしさとは何だろうと見直すことができた。人間の仕事がAIに奪われるのではなく、今まで人間が行ってきたことをAIが担ってくれることによって、人間に時間の余裕が生まれ、その生まれた時間を使って経済的な価値を生み出すことを人間ができると良いのでは」、「テクノロジーの進化によって、より物事の本質が議論されるのではないだろうかと思った。自動運転が実現すれば運転免許証の意味はどうなるかなど、今まで議論されなかったことが議題になってくる世の中になるのでは」と様々な感想が上がり、白熱のうちに報告会は終了した。

◎第二部レポート
http://www.billboard-japan.com/d_news/detail/37281
◎【SXSW2016報告会】
日時:4月22日(金)18:00~21:00
場所:AOI Pro.大崎本社
第一部:【SXSW 2016】視察報告
第二部:【JAPAN HOUSE @SXSW2016】報告

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