ジンギスカン王国・北海道に新たな旋風 ポッケの「塩ジンギスカン」で味わう素材の旨み!
北海道といえばジンギスカン。花見に飲み会にと、人が集まればすぐにジンギスカンを始めるのが道産子スタイルです。
言わずと知れたソウルフードですが、北海道の人たちからしても「そうきたか! 」と驚くメニューがススキノで人気を集めています。
大きく分類して「生ラムジンギスカン」と「味漬けジンギスカン」に分けられる北海道のジンギスカンですが、ここにきて、「塩ジンギスカン」なるものが登場したというのです。
果たしてどんなジンギスカンなのか、調査してきました!
賑わうススキノが今回の舞台
生まれも育ちも北海道、メシ通レポーターの裸電球です!
今回の舞台は北海道随一の繁華街・ススキノ。日本のみならず、いまや世界中の飲兵衛に愛されるエリアとして注目されています。
子どもの頃から誕生会はジンギスカン。花見にデートもジンギスカン。
いつだってラム肉と寄り添って成長してきた筆者です。
ジンギスカンについて、筆者にごまかしやデタラメは通用しないぞと、道産子魂に火をつけて向かいます。
ススキノは観光客も多いため、ジンギスカン屋もあちこちに点在していますが、今回のお店は路面店ではなく、ビルの中で営業しているというのです。
ジンギスカン。漢字では「成吉思汗」とも書かれる、破壊力のある食べ物だと思うのですが、なんとも親しみやすい「ポッケ」という店名です。
店内は広く、カウンターからボックス席まであり、皆さんモクモクと煙をあげています。ビルの中にこんな人気店があったとは知りませんでした。口コミでお客さんが増えてきたタイミングで横の店舗が空いたので、2015年12月に壁を抜いて広く改装したそうです。
席に着くと、「炭火焼」のジンギスカン鍋がセットされます。
今回の目的「塩ジンギスカン」をメニューに発見。
他にも生ラムや北海道産の稀少なラムなど種類がたくさんあります。
今日はもう、胃袋に入るだけラム肉を詰め込んでやりますよ。まずは定番の「オーストラリア産生ラム 650円」をオーダーします。
長く北海道に住んでいると、一目見ただけで「うまいラム」はわかります。
それが道産子スピリッツなのです。
ポッケの生ラム、これはうまいやつです。試しに焼いてみましょうか?
新鮮な生ラムですので、焼きすぎは禁物ですよと、ポッケ代表の渡邊さん。なるほど、端がうっすらピンク色を狙います。
漬けダレにつけて一口!
おぉぉ……。めちゃくちゃ美味しい! 柔らかいなんてもんじゃないですよ!
臭みは全くなく、ラム肉の濃厚な旨味が脂と溶けだします。
ラムの臭いが苦手という人もいますが、ここのジンギスカンから探し出すのは至難の業でしょう。
新鮮で信頼できるお肉を仕入れ、それを丁寧に手切りすることで、最高の状態でお客様に提供しているとのこと。
なるほど、ここまで臭みがないと、「塩」でも食べられる気がします。
それでは本日の目的、お店1番人気の「塩ジンギスカン 650円」をお願いします!
満を持して登場した「塩ジンギスカン」がこちら!
なるほど、塩ダレが絡んでいるのですね。表面には黒いツブツブも。
これは…ゴマの香り! 焼きましょう、食べましょう!
ポッケのジンギスカン鍋は炭火焼。
余分な脂は鍋の穴から落ちていくので、ヘルシーにいただけるのも魅力です。
てっぺんのラードがじんわりと流れて、野菜も甘く焼き上がります。
たまらず唸る。
いや〜、塩ジンギスカン最高!
シンプルな味つけだからこそ、ダイレクトな生ラムの旨味を楽しめます。
黒ゴマの香ばしさもアクセントに加わり、独特の味わいです。長く北海道に住み、様々なジンギスカンを食べてきましたが、
塩ジンギスカンおそるべし!
初めての味わいに脱帽です。
筆者・裸電球が子どもの頃は、ジンギスカンといえばコレでした。
ポッケはメニューが豊富なため、幅広いスタイルで味わえます。
最後は丸くスライスした「昔ながらの丸ジンギスカン 650円」を食します。
ポッケ代表の渡邊さんが、ちょっと変わった方法を教えてくださいました。
なんでも、漬けダレに「酢」を垂らすのがオススメだというのです。
ラムの旨味を消すことなく、あっさりスッと食べられます。
なるほど、美味しい!
胃袋いっぱいにラムを詰め込んで
新旧入り乱れてのジンギスカンナイト。お腹いっぱい、ごちそうさまでした。
それにしても、今このタイミングでジンギスカンのさらなる可能性を広げるとは、
ポッケおそるべし!
北海道民ですら気づかなかった「塩ジンギスカン」というスタイル。全国的に火がつくのも時間の問題かもしれませんね。
皆さんもポッケでトレンドを先取りしてみませんか?
お店情報
炭火焼ジンギスカン ポッケ
住所:北海道札幌市中央区南3条西3丁目都ビル3階
電話番号:050-5834-6452
営業時間:17:00~翌2:30
定休日:無休
ウェブサイト:http://www.hotpepper.jp/strJ000971922/
書いた人:
裸電球
北海道を拠点に食べ歩き。CATVでグルメ番組のレポーターを担当したことをきっかけに、ハシゴ酒が趣味となる。入りづらいお店に突撃するのが大好き。現在はフリーで、映像制作とライターの仕事をしている。 Twitter:@hadaka_denkyu_ 公式サイト:裸電球ぶら下げて
関連記事リンク(外部サイト)
「かまくら」のカタチは知ってるだろうが「横手の雪まつり」のホンモノの良さは知るまい。超メルヘンだぞ。
ジャマイカBBQ料理「ジャークチキン」を頬張りながら考える、“住み開き”という暮らし方【武蔵小山】
全国に約3000種。ここには650種……珍しいのがいっぱいある足立区の(レトルト)カレー王国
食を楽しみたいあなたのスキマ時間を、笑顔と感動と知って得する情報で満たす「グルメ情報マガジン」です。平日は休まず更新中。
ウェブサイト: http://www.hotpepper.jp/mesitsu/
TwitterID: mesitsu
- ガジェット通信編集部への情報提供はこちら
- 記事内の筆者見解は明示のない限りガジェット通信を代表するものではありません。