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エベレストから宇宙の色が見える?

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J-WAVE日曜朝の番組「WONDER VISION」(ナビゲーター:平井理央)のワンコーナー「orgabits FRONTIERS」。ワクワクする未来のために活動されている方にお話を伺う同コーナーですが、4月24日のオンエアでは、登山家、プロスキーヤー、そして医学博士の“山の達人”三浦豪太さんが登場しました。

地球の頂上であるエベレストに2回登頂している三浦さん。世界最高峰とはどんな場所なのか聞いてみると、「世界で一番危険で一番美しい所だと思っている。山登りの魅力のひとつは、そこから見える景色ですね」(三浦さん)。

平井理央が「“見たことのない”という景色なんですか?」と、エベレストから見える景色とはどんなものなのか聞くと「言ってみれば、皆さん飛行機に乗って1万メートルくらいは上がってるんですよ。ただ、それが山頂では、パノラマで広がっていて、360度視界を妨げることがなく、永久に地平線が周りに広がっている」と幻想的な世界を表現してくれる三浦さん。

さらに「水平線からずーっと視線を上げていくと空の色が青からどんどん濃くなっていくんですが、上を見上げると本当に黒いんですよね」(三浦さん)とのこと。

これはどういうことかというと、空気は太陽の光を反射させる時に青い光だけ乱反射させるため、空を見ると青いのだとか。しかしエベレストの上には空気が無いため、青ではなく黒いのだそう。

「つまり何を見てるかというと、宇宙の背景色を見てるわけですよね! 歩いて宇宙に来ちゃったって雰囲気が、山の上に来たらあるんですよ!」と三浦さんが言うと「宇宙を見てるんですね…!」と平井も興奮の様子でした。

しかし、そんなエベレストも環境問題の変化によって大きな影響を受けているそうで…

「一番の問題は氷河の決壊。それがどんどん溶けて、毎年20メートルくらい氷河が後退しているというデータが出ていて。氷河って目の当たりにするとものすごい厚みがあるんですよ。厚さが100メートルのものもあり、ということは、どれくらいの水分量、体積量なのか…と。この水が、ダムのようになった所に大量に押し寄せていき、巨大な湖ができるわけなんですよ。氷河湖って呼ばれてるんですけれども、この氷河湖がどんどん大きくなって、至る所でできてきて、さらにもしこれが決壊してしまうと、ヒマラヤの谷にある村が流されてしまう。温暖化をリアルに感じるのが氷河湖の決壊、氷河湖が大きくなること、なんです」(三浦さん)

「去年までこんなところに湖はなかったのに」と思うほど目でわかる変化だそうです。

エベレストの自然を守るために私たちができることは何でしょうか? 考えさせられる三浦さんのお話でした。

【関連サイト】
「WONDER VISION」オフィシャルサイト
http://www.j-wave.co.jp/original/wondervision/

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