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VAIO初のWindows 10 Mobileスマートフォン「VAIO Phone Biz(VPB0511S)」 開封の儀&ファーストインプレッション

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今月 24 日に発売された “真の VAIO フォン” となる Windows 10 Mobile 搭載の VAIO 製スマートフォン「VAIO Phone Biz」を入手したので早速開封の儀を執り行います。VAIO Phone Biz は 5.5 インチのフル HD ディスプレイを搭載したやや大きめサイズの Windows スマートフォンで、Snapdragon 617 オクタコアプロセッサを搭載しており、Microsoft の Continuum に対応しています。スペック的にはミッドレンジクラスの Windows 10 Mobile スマートフォンになりますが、アルミ削り出しのボディを採用しているので、国内で多いプラスチック素材を多様した低価格モデルとは一線を画す製品だと言えます。このほか、3GB RAM、16GB ROM、背面に 1,300 万画素カメラ、前面に 500 万画素カメラ、2,800mAh バッテリーを搭載し、Wi-Fi a/b/g/n/ac、Bluetooth 4.0、GSM / WCDMA / LTE(カテゴリ 6) に対応しています。NFC や防水には対応していません。カラバリはシルバー 1 色です。私は Windows スマートフォンの専門家ではないので、Windows 10 Mobile の細かい部分や市場に出回っている安価な SIM ロックフリー端末との厳密な比較はお伝えできませんが、本記事では主に、スマートフォンとして価格相応の完成度なのか、Windows 10 Mobile の大きな特徴となる Continuum が実用的なのかに絞って紹介していきます。VAIO Phone Biz は VAIO オンラインストアで 59,184 円で販売中です。それでは開封していきましょう。まずはパッケージングから。製品箱は昨年発売された Android ベースの VAIO Phone(VA-10J)と一緒で、黒を基調に「VAIO」ロゴをプリントしたデザイン。シンプルながらもシックな雰囲気です。箱自体は普通のスマートフォンと変わらないのですが、筐体にフィットする構造ではないので少しだけ厳重にパッケージングされているように見えます。同梱品は、VAIO Phone Biz 本体、USB ケーブル、電源アダプタ、取説や保証書の 4 点。SIM カードスロットは側面に備わっているのですが、取り外しツールは付属していない模様です。これからは VAIO Phone Biz の中身を紹介していきます。まずは外装周りから。冒頭でも紹介した通り、VAIO Phone Biz はアルミボディを採用しています。発表当初はいくら削り出しのアルミボディだと言われても、プレス画像を見た限りプラスチックっぽい雰囲気でしたが、実際に持ってみると、背面から側面にかけての光沢感や質感は MacBook、iPhone、Nexus 6P、Xperia P、HTC One M7 に近い感じで、背面から側面にかけて継ぎの目ない構造となっているので、フルメタルボディ特有の高密度な感触でした。思ったよりも完成度は高いなというのが第一印象です。ただ、ボタンに緩みがあることや、SIM カードスロットが何故か少し埋まってしまうなど、一部に不完全さを残しており、惜しい気もします。「VAIO」ロゴはプリントではなく、掘られているので、剥がれることがありません。この点は好印象です。VAIO Phone Biz は筐体の厚みが 8.3mm と比較的薄く、背面はラウンドフォルムの形状となっているので、実際に持ってみるとかなり薄いと感じました。Lumia 640 や Nexus 6P に近い感じです。ちなみに、VAIO Phone Biz の筐体サイズは 156.1 x 77.0 x 8.3 / 167g で、右側面にボリュームボタンと電源ボタンがあります。位置と配置は VAIO Phone(VA-10J)とほぼ同じだったりします。下部には Micro USB 端子と通話用マイクがあります。左側面には SIM カードスロットがあります。VAIO Phone Biz はデュアル SIM 対応なので、SIM カードスロットは 2 つあります。上部には 3.5mm オーディオジャックがあります。ノイズキャンセリング用のセカンドマイクは付いていない模様。ディスプレイは 5.5 インチ 1,920 x 1,080 ピクセルの液晶です。視野角が広かったので IPS と思われます。液晶の画質や屋外での視認性は一般的な液晶端末と同じ水準で、画質については画質補正機能を持つ Xperia Z3+ には及ばないという印象でした。屋外での視認性については、直射日光下では少し見づらさを感じたものの、木陰や雲が出てきた時は、アプリの文字を読むことやキーボードで文字を入力することは普通に行えました。OS 周りは Windows 10 Mobile の標準的な仕様をそのまま採用している内容で、VAIO オリジナルアプリは見られませんでした。UI 周りについても標準の Windows 10 Mobile から大きな変化はありません。UI を Windows Phone 8.1 の Lumia 640 と比較すると テキストの大きさやレイアウトの刷新により、見やすくて使いやすくなった印象です。カメラ UI もおそらく Windows 10 Mobile の標準カメラアプリだと思います。サンプル写真です。私が最も気になっていた「Continuum」を紹介します。Continuum とは、スマートフォンを外部ディスプレイに接続すると、PC のようにアプリを大画面で利用できる機能です。簡単に言えば、デスクトップ PC のように使えるということです。VAIO Phone Biz の Snapdragon 617 は Miracast(ワイヤレスディスプレイ)による Continuum をサポートしているので、Miracast アダプタまたは Miracast 対応モニタ・テレビが必要になります。Miracast で外部ディスプレイ(この場合は AQUOS テレビ)に接続すると、スマートフォンの UI がテレビではタブレット用に近い内容に変化して映し出されます。一方、VAIO Phone Biz の画面はトラックパッドに変わります。スマートフォンだけでもマウス操作は可能ですが、別途 Bluetooth でマウスやキーボードを接続すると PC 環境を構築できます。しかし、フルスペックの Windows 10 ではないので、「デスクトップ」を用いた通常の PC 操作はできません。エクスプローラーを表示したところFacebook アプリを表示したところストアを表示したところEdge ブラウザを表示したところ気になる性能面については、分かりやすい例を挙げると「メモリ不足の低スペック PC を操作している感じ」でした。ワイヤレス接続であることも影響してか、全ての操作はワンテンポ遅れてしまいます。しかし、PC 利用ができるのとできないのとでは端末の利便性に大きな差が出てくると言えるので、Continuum を搭載しているだけでも高く評価されるべきです。また、スマートフォンとしての性能は実用レベルを軽く超えていますが、Continuum の性能はあまり良くないので、Continuum は主に動画や写真を視聴するシーンや、アプリの内容を単に大きな画面に表示したいシーンに限り、ストレスなく利用できると思います。

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