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【最悪】熊本地震でマスコミのヘリコプターが被災者を殺した可能性 / 騒音で助かる命が消える「マスコミが報じない真実」

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2016年4月14日21時26分ごろに発生した、熊本県を中心とする九州地方の地震は「平成28年熊本地震」と名付けられ、いま現在も地震が継続して発生している。多くの人たちが家を失い、避難所での生活を強いられている。庫内外から支援が届いてはいるものの、被災者たちが安堵でいる状態に至っていない。

・ヘリコプターが被災者の精神を削る
マスコミが被災者の邪魔をする騒動があったりなど、まだまだ被災者たちの苦悩の日々は続きそうだが、被災地上空を飛んでいるマスコミのヘリコプターの騒音が、被災者や支援者たちの精神と心を削っているという。うるさく、しつこく、あらゆる弊害を生んでいるというのだ。ただでさえうるさいヘリコプター、あの音が心地よいという人は少ないだろう。以下は、ヘリコプターの騒音に対する声である。

・インターネット上の声
「熊本県上益城郡益城町で被災した者です!! 放送局のヘリコプターの音で町内放送が全く聞こえません!!」
「見せ物を撮るように飛んでるヘリコプターはうるさいし邪魔にしかならないからマスゴミはそんな沢山いらないです」
「中継車邪魔だったり、ヘリコプターの音で放送とか聞こえなかったり…」
「ヘリコプターの音で助けを求めてる人の声がかき消されたり」
「今日は雨だからかヘリコプターの 音があまり聞こえなくて 少し気持ちが楽」
「このヘリコプターの音は九州新幹線の運転再開の取材か?」
「熊本に住んでる者です。ヘリコプターの音がうるさすぎて大事な連絡の放送が聞こえない」
「福岡でもヘリコプターの音がクソうるさいから熊本はもっと大変そうやな 寝ようにも寝れないやろ」
「報道のためだけにヘリコプターを飛ばすのは、ヘリコプターの音のせいで救助を求める声が届かなくなる」
「取材などでのヘリコプターの使用は、災害無線などの放送中は控えるか移動して下さい」
「ほぼ24時間ヘリコプターの音が聞こえてたんだよ……それで誰か助かった人いたのかな」
「放送局のヘリコプターの音で町内放送が全く聞こえません!!!! ヘリコプターの自粛を!!」

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・助かる命が助からなかった可能性
そんななか、「在京マスコミが一切触れない阪神大震災での教訓」と題されたブログ記事(2016年1月18日掲載)が大きな注目を集めている。1995年に発生した阪神淡路大震災の際、マスコミのヘリコプターの騒音のせいで、助かる命が助からなかった可能性があるのだという。以下は、そのブログ記事からの引用である。

・ブログ記事の一部引用
「上岡龍太郎氏がマスコミに対して極めて重大な証言をしている。それは上岡龍太郎氏のご子息が発災直後に被災地に向かわれて、実際に体験した話に基づく。阪神大震災の死因で一番多かったのは、家屋倒壊による窒息・圧死である。その比率は全体の77%に及ぶ。都市直下型で特に古い木造家屋の1階部分で被害を受けると柱などが倒れてきた場合、足元ならケガで済むようなものでも上半身だと横隔膜が圧迫されて呼吸ができずに死に至るという。話を元に戻すと、上岡龍太郎氏の子息は発災直後に倒壊した家屋で声を振り絞り「誰かいませんか」と生存者の有無を尋ねて回ったそうだ。ところが既に上空では報道陣のヘリコプターが飛び回り爆音を撒き散らしており、生き埋めになって時間が経っているため、か弱い声が聞こえなかったというのだ。これは間違い無くマスコミが引き起こした二次災害である。今日はメディアはこぞって21年目を迎えた阪神大震災の報道特別番組をやったようだが、どこかひとつでもこのことをとりあげたことがあっただろうか? これはマスコミが今一度猛省し、検証しなけらばならない問題だと思う。緊急時の報道が行うべき対応をそれこそNHKなどが率先するなりして、すぐにでもマニュアル作りをしてもらいたい」(引用ここまで)

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