【徳島】日本三大奇矯「かずら橋」を渡ってみたら、死ぬほど怖かった

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【徳島】日本三大奇矯「かずら橋」を渡ってみたら、死ぬほど怖かった

徳島県西部、剣山系の山々に囲まれた雄大な渓谷美が広がる「祖谷渓(いやけい)」。この祖谷渓に日本三大奇矯に数えられる「かずら橋」があります。

笑えないほど怖い、スリル満点の吊り橋

【徳島】日本三大奇矯「かずら橋」を渡ってみたら、死ぬほど超怖かった

祖谷川に架かるかずら橋。奥深い山々に溶けこむ吊り橋は、どこか日本の原風景を醸し出しています。透き通る清流は目を奪われる美しさ!

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チケット売り場で通行料(大人550円、子供350円)を払ってから橋を渡ります。観光地の橋ということで正直余裕な気持ちだったのですが、これが全くの誤算でした・・・。

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まず何よりも驚くのがその高さ! 水面からは14mほどですが、想像以上に高く感じます。祖谷川の美しさに浸る余裕は全くありません・・・。

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野生のシラクチカズラを編んで作られたかずら橋。現在では安全上のためワイヤーや金具で止められているのですが、進むごとにギシギシと揺れてスリル満点!

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床面は「さな木」と呼ばれる丸太や割木を編んだだけで、谷底がよく見えるくらいの隙間が空いています。ちょっと間違えば足がすっぽり落ちてしまいそう。

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長さ45mのかずら橋ですが、へっぴり腰で歩いていたので渡りきるのに10分もかかってしまいました。とにかく足元の隙間が怖すぎて、取っ手につかまらなければ普通の人は歩けないほど。この橋をどこにも触れずに渡りきれば、間違いなく偉人です!

【徳島】日本三大奇矯「かずら橋」を渡ってみたら、死ぬほど超怖かった

「祖谷に巡行した弘法大師が村人のために作った」「追っ手から逃れる平家の落人が、いつでも切り落とせるようにシラクチカズラで作った」など、諸説残されているかずら橋。いずれにしても遠い日本の昔にどのような人々が奥深い渓谷に橋を作ったのか、思いを馳せられる貴重な場所でした。

かずら橋へのアクセスと駅弁情報!

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かずら橋は徳島県の西部にあり香川県や高知県からもアクセス可能ですが、今回はご当地駅弁を食べたいがために徳島駅から出発。

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駅構内に駅弁を売るお店は2か所。改札手前と改札過ぎて右手にあるキオスクにて販売。

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「特急剣山」。1両だけアンパンマン列車でした。作者のやなせたかし氏は高知県に所縁があり、四国のいくつかの路線で活躍しているようです。

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徳島駅人気の駅弁「阿波地鶏弁当」。地元名産の阿波尾鶏の照り焼きとそぼろがご飯の上に豪快にのっています。甘辛い濃いめのタレが食欲をそそります!

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阿波池田駅にて下車。「特急南風」に乗り換えです。

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列車は大歩危、小歩危などの渓谷沿いを駆け抜けます。雄大な山々に包まれるエメラルドグリーンの清流は圧巻の美しさ! 車掌さんによる生アナウンスも流れ、景色についての説明もしていただきました。旅人にとってはうれしい演出です。

【徳島】日本三大奇矯「かずら橋」を渡ってみたら、死ぬほど超怖かった

大歩危駅到着。2010年10月から駅員がいない無人駅でもあります。かずら橋へは四国交通バスにて約20分、640円。タクシーだと約3500〜4000円。

春の祖谷渓は青々とした木々に覆わられ、みずみずしい緑が楽しめる季節。ゴールデンウィークに四国を旅することがあれば、日本の原風景が広がる祖谷渓やスリル満点のかずら橋を訪れてみてはいかがでしょうか?

[All photos by Nao]

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