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まだ1歳なのに全身麻酔で手術をすることになった娘。待合室でひたすら無事を祈った日

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娘が1歳9か月の時のことです。

生まれつき、左足の裏にあったほくろを切除する手術を受けました。

大学病院での診察の結果、将来的に悪性化する可能性があるため、切除したほうが良いと言われたのです。

1歳児なので手術は全身麻酔下で行われることに。

先生曰く、麻酔の影響で死ぬような事故は、ゼロとは言えないけれども、まずないとのこと。

しかし、親としては万が一のことも考えてしまうもの。

手術を受けると決めてからも、心のどこかで不安に思う日々でした。

手術の前日から入院。手術は翌朝10時からの予定でした。

時間になり、看護師さんが呼びに来てくれました。

私が娘を抱っこして、手術室に入ると、麻酔科の先生がすでに待機されていました。

手術用ベッドの横に椅子があり、私が娘を抱っこして座ったまま麻酔をかけることに。

薄い緑色のマスクを口にあてがわれた途端、娘は怖くなったのでしょう。暴れはじめました。

心を鬼にして、動けないようにぎゅっと手足を固定。

『ごめんね、怖いよね。嫌だよね』と心の中で謝る私。

娘が抵抗していたのはほんの数十秒ほどでした。

マスクから出てくる麻酔ガスが効いて、まさに『コテン』という感じで、娘は意識を失いました。

全身から力ががくっと抜けて、ぐにゃぐにゃに。

麻酔の効果の強さを目の当たりにして、怖くなってしまう程でした。

その時点で私は、手術室の外に出るように言われ、待合室で待機することに。

『あんなに小さい身体で、麻酔をかけて本当に大丈夫だったのかな。もし麻酔から覚めなかったらどうしよう』

と考え、寒くもないのに身体が震えてしまいました。

手術自体は、5分で終わるほど簡単なものだと言われていました。

しかし、待っている時間はとても長く感じました。

15分程してから、看護師さんに呼ばれて、急いで手術室に入りました。

すると、もう意識が戻り、きょとんとした顔で麻酔科の先生に抱っこされている娘の姿が。

しかし、娘は私の顔を見た途端に、「うわーーーーん」と大泣き。

「おかあしゃん、おかあしゃん」と言いながら、急いで私にしがみついてきました。

無事に麻酔から覚めた喜びと、娘が怖さを我慢していたいじらしさで、私も涙。

麻酔科の先生からは「気管に管を入れない方法で、麻酔をかけたので回復も早いと思いますよ」と言っていただきました。

赤ちゃんだから、やっぱりできるだけ楽にしてあげたくて」との言葉が、本当にありがたかったです。

ほくろの切除も問題なく終わりました。

当初の予定では、その日も入院して、異変がないかを確認するということでした。

しかし、麻酔のかけ方を配慮していただいたことと、何よりも術後の娘が元気いっぱいだったため、夕方には退院の許可が下りました。

「家に帰れるよ」と娘に言うと、本当にうれしそうににっこり笑顔。

しかも、病院着を脱いで、さっさと着替えさせろと急かす始末…。

とても心配しましたが、無事に終わって本当に良かったです。

担当してくださった先生や看護師の方々にも感謝しかありません。

著者:びーぐる

年齢:39歳

子どもの年齢:2歳0ヶ月

2歳の女の子の育児に奮闘中の専業主婦。イヤイヤ期まっただ中の娘の地雷を踏まないように、気を遣う毎日です。

※プロフィール情報は記事掲載時点の情報です。

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