クラフトビールパブでお仕事! ビールの奥深さに酔いしれる【突撃!バイト体験レポート】

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ライターのノジーマです。どうも!
突然ですがみなさん、ビール飲んでますか!?
一仕事終えた後のビールって、本当に最高ですよね!

仕事後の一杯のためだけに仕事をしていると言っても過言ではない僕ですが、どうせだったらビールを作ってるお店でバイト体験をすれば、仕事後にもっと美味しいビールを飲めるはず!

というわけで今回は地ビールやクラフトビールを醸造している飲食店で、バイト体験をさせていただけるお店がないか全力で調べました!
 

SPRING VALLEY BREWERY TOKYOでバイト体験!

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そして快諾をいただけたのが、代官山駅から徒歩4分ほどの場所にある『SPRING VALLEY BREWERY TOKYO(スプリングバレーブルワリー東京)』というお店。
店内でクラフトビールを何種類も醸造し、それらのビールに合う本格的な料理も提供しているという、ビールファンにはたまらないお店なのです!
体験させていただけることが決まった時は、それはもう嬉しくて嬉しくて、やっぱりビールで祝杯をあげちゃいましたよね。

それにしても代官山といえば東京でも有数のオシャレな街ですが、そんな街にクラフトビールを作っているお店があるなんて驚きですよね。
 

ビールは全14種類! まずはメニューを覚えることからスタート

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ユニフォームに袖を通し、いよいよ本日のお仕事がスタート!
最初はSPRING VALLEY BREWERY TOKYOで取り扱っているビールの説明を受けます。

お店にはレギュラーのビールが6種類あり、その他にもこの日は期間限定のビールが8種類。
なんと合計14種類ものビールが用意されているとのことでした。これはすごい!!

今回はこれらのビールを注ぐ仕事を中心にやらせていただけるとのことでしたが、もしホールの仕事をする場合は、お客さんから「これってどんなビール?」と聞かれる機会が非常に多くなるため、これらのビールの情報を完璧に覚えなければいけません。
普通の飲食店アルバイトよりも、知識が必要な仕事になりそうですね。
 

クラフトビールを醸造する作業場は職人限定

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続いてビールを醸造する機械についても説明していただきました。
醸造は専門のビール職人さんが行っていて、接客や調理を行うスタッフとは作業が完全に切り分けられているそう。
とはいえ、その作業場は完全にガラス張りになっているうえ、一部のタンクは透明のものが使用されているため、ビールが作られている過程が客席からもバッチリ見えるのです。
お客さん的にはたまらないですね、これは!

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いくつもの本格的な機械を前にしながら、ビールができるまでの手順も詳しく教えていただきます。
まるでビール工場の見学をしているような感じで、なんだかお得な気分になれました。

ホールの仕事をする場合は、お客さんからビールが作られる過程も聞かれることが多いため、やはりしっかりと知識を頭に入れておかなければなりません。
といっても、ビールが好きな人なら興味深いことばかりだと思うので、割とすんなりと覚えられるような気もしますね。
 

ビールを注ぐお仕事に挑戦! 一杯ごとのこだわりが凄すぎる!

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取り扱うビールの種類や作り方についてひと通り教わり、いよいよ次はビールの注ぎ方を教えていただくことになりました。
ビアサーバーからビールを注いだことがあるという方は割といる気がしますが、泡の量をちょうどよく入れるのってなかなか難しいんですよね。
ところがSPRING VALLEY BREWERYでのビールの注ぎ方は、そんな次元で語れるものではありませんでした。

「一杯ごとにここまでこだわるのか!」と驚くことばかりだったのです!

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まずは『496』という種類のビールを注ぐ練習をしましたが、こちらはあえてビールを泡立てず、なおかつ常温のグラスを使用して注ぎます。
これは『496』というビールそのものの味を伝えるのに最も適した注ぎ方を研究した結果とのこと。
ビールもグラスもキンキンに冷やしておけばいいというわけではないんですね!

黒川さんが見本を見せてくれたあと、続いて僕もチャレンジしてみます。
泡立てずに注ぐために、グラスの角度も決まっていたりするんですよね。
見よう見まねで、どうにか同じように注ぐことができました。

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次は『on the cloud』というビールを注いでみますが、先ほどの『496』とは何もかもが違いました。
『496』では割と普通の形をしたグラスを使いましたが、『on the cloud』では細長いグラスを使用し、温度も常温ではなくキンキンに冷やされています
注ぎ方も今度はしっかり泡立てることで、このビールの持ち味であるフルーティーな香りを漂わせるようにさせるのです!

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しかも泡の状態にもこだわりがあり、ベストの状態にするため、最後は泡をグラスからこぼしながら調整します
貧乏性な僕はもったいなく感じてしまいましたが、すべては最高の一杯を作るため。
最高の一杯を作るためには、一杯分以上のビールを使用する、ということなのです。
ここまで一杯にこだわるなんて凄すぎる!!
 

注ぎ方ひとつで味も舌触りも変わる! ビールの奥深さを知った!

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しかし、ビール好きとは言えど、発泡酒や第3のビールでも美味しく飲めてしまう僕は正直半信半疑。
ここまでこだわらなくてもビールはビールなわけですから、普通に注いでも美味しく飲めるんじゃないかと思ってしまうわけです。

そこで、しっかりこだわって注いだビールと、ただ注いだだけのビールを飲み比べてみることにしました。

結果は、心の底からビビるほど違いましたね

もちろん普通に注いだビールもメチャクチャ美味しいのですよ。
ところが、こだわって注いだビールは繊細さが全然違うのです!

普通に注いだのビールは炭酸が強く、缶ビールとかでよく飲む感じ。
まあそれがウマいといえばウマいわけです。

一方、こだわって注いだビールは炭酸が前面に出てこなくて、舌触りが柔らかい印象。
ビールそのものの味をしっかり楽しめる感じになっているのです。
注ぎ方にこだわるだけでここまで味が変わるとは……。

黒川さんは前職でバーテンダーをやっていたそうなのですが、そんな黒川さんでさえもSPRING VALLEY BREWERYでビールの注ぎ方の奥深さを知って驚いたそうです。
これは本当におもしろいですね!

もちろんお仕事はお給料をいただくためにするものですが、このお仕事は「このビールはこうやって注ぐとウマいぞ!」という知識を身につけられるので、ビール好きの方にはお給料以上に価値のある経験ができるといっても過言ではないかもしれません。

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何種類かのビールの注ぎ方を教わったあとは、食器洗いなどの業務を行いながら注文が入るのを待機します。
グラスは特殊な形のものが多いので、拭き上げるのもちょっとクセがあって難しい感じがしましたね。

そうこうしているうちに注文が入ってきたので、黒川さんに手伝ってもらいながらビールを注ぎます!

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はい、上手にできました!
これは全メニューを上手に注げるようになったら、かなり楽しくなってきそうな感じです!
 

オリジナルのブレンドメニューがおもしろい! 奥深きビールの世界

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こんな感じで数時間お仕事をさせていただき、あっという間でしたがこの日のバイト体験は終了。
僅かな時間でも得るものが大きく、本当に素敵な経験ができました!

つきっきりで指導をしてくれた黒川さんも、この仕事は常にビールの奥深さを知ることができる仕事で、非常にやりがいがあると仰ってましたね。

特に、SPRING VALLEY BREWERYには『INFUSED BEER』という、ビールにさまざまなスパイスや果物、野菜などをブレンドするオリジナルメニューがあるのですが、これが本当におもしろいとのことでした。

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『INFUSED BEER』は専用の機械を使って作るのですが、この日用意されていたメニューで使用する材料はゴボウしそなどなど、ビールとブレンドするなんてとても考えられなような食材ばかり!

せっかくなのでシソを使用したメニューを試飲させていただきましたが、ほんのりと漂うシソの風味がフルーティーな味わいのビールと絶妙にマッチ!
驚くほど違和感なく美味しく飲めてしまうので驚きです。

黒川さんいわく、毎回本部から「次回の食材はコレだよ!」と新メニューのレシピを提示され、「こんなの絶対美味しくないだろ!」と思いながらも作ってみるとしっかり美味しく、そのたびにまだまだビールには可能性があると感じるとのこと。

今回僕は、ビールの注ぎ方だけでも奥深さに感動してしまいましたが、それはまだビールの世界の入り口に過ぎないのでしょう。
知れば知るほどおもしろいビールの世界。
仕事をしながらビールを深く知ることができるのは、かなりいい経験になるのではないでしょうか!
 

せっかくなので最後はお客さんとしてクラフトビールを満喫!

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SPRING VALLEY BREWERYでのバイト体験が終わったあとは、やはりSPRING VALLEY BREWERYのビールで一杯やるしかないですよね!

というわけで、レギュラービール6種類と、それぞれのビールに合うおつまみがセットになったお得なメニューがあったので、最後はお客さんとして楽しませていただくことにしました!

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注文をすると一品一品、スタッフが丁寧にそれぞれの特徴を説明してくれました。
これを覚えるのは大変そうですが、やはり相当ビールに詳しくなれるなあと思いましたね!

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美味しいクラフトビールの数々に囲まれて、まさに至福のひと時!
寂しくなんかないぞ。ビールが友達だ!

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6種類もビールを飲むとほろ酔い気分になってしまい、最後は調子に乗ってピザとパスタまで頼んでしまいました。
もちろん自腹だぞ! チクショウ!
どちらもおつまみとして食べやすい味になっているのが印象的でしたね。
あくまで主役はビールなのです!

つい最後は食レポみたいになってしまいましたが、とにかくビール好きな方にはぜひオススメしたいお仕事ですね。
SPRING VALLEY BREWERYほど規模が大きいお店はあまりないかもしれませんが、地ビール・クラフトビールを扱う飲食店自体は探せば結構あります。
興味のある方はチャレンジしてみてくださいね!

※この記事はタウンワークマガジンとガジェット通信で共同制作しました。
【取材協力】
SPRING VALLEY BREWERY TOKYO(スプリングバレーブルワリー東京)

東京都渋谷区代官山町13-1 ログロード代官山内
03-6416-4975 (予約専用電話)
03-6416-4960 (予約以外のお問い合わせ)
http://www.springvalleybrewery.jp/tokyo/

取材・文:ノジーマ 企画:ガジェット通信

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