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「まだ歩いて消耗してるの?」シンガポール移動手段はここまで進化!

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Photo credit: Seina Morisako「シンガポールの交通機関

こんにちは。Compathy MagazineライターのSeinaです。

私は家族とシンガポールで生活しているのですが近頃、街中でよく目にするものがあります。それは、「電動で動く個人用乗り物」です。

道路利用に関する諮問委員会が動いた

シンガポールの道路利用に関する諮問委員会は3月に提言をまとめ、「電動で動く個人用乗り物の利用方法」についてのガイドラインを公表。シンガポールの交通マナーはそれほどよいものではありません。よって、個人用乗り物での事故が多発していました。今回の提言では、その対策がとられたというわけです。

そもそも「電動で動く個人用乗り物」とは、どんなものを指すのでしょうか? 委員会の提言では下記の乗り物が定義されています。

1:電動車いす
2:シニアカー(高齢者向け3輪または4輪の1人乗り電動車両)
3:自転車
4:キックスクーター
5:電動スクーター
6:ホバーボード
7:一輪車

街中で特に最近増えているのが5、6、7です。これらはかなり特徴的に使われています。

電動スクーターは理想の移動手段

初めて電動スクーターを見たとき、私は自分の目を疑いました。あまりに早く、あまりにスマートで、そして普通の大人の男性が使っていたからです。PCが入っていそうなリュックを背負って移動しているスーツ姿の人を見て、私は心底驚きました。

日本で「スクーター」といえば子供が使うものというイメージがあったからです。しかしよく考えてみたら、電動スクーターは「都市の理想の移動手段」です。まず早い。そして荷物をある程度載せられる。極めつけは「たたんで公共交通機関に乗れること」。これはとても便利です。

「そんなに便利な乗り物だと運動不足にならないのかしら」と無駄な心配をした私は、街中で電動スクーターを使用している人を注意深く観察してみました。驚くことに、肥満体型の人はほぼいません。所有している人に運動不足にならないかと聞いてみたのですが「運動は別にしているから」とのこと。そして「移動に動きたくない人は電動スクーターよりタクシーを使うと思うよ」と言われ、納得しました。

Photo credit: Seina Morisako「シンガポールの交通機関

ホバーボートは子供たちの憧れ

ホバーボートは移動手段というより最近の子供たちの憧れのおもちゃです。こちらはバランスの取り方を会得しないと、あまりスピードが出ません。公園や住宅エリアの敷地内で子供たちが遊んでいる姿をよく見かけます。

電動スクーターよりは安価なので子供たちも欲しがる子は多いです。しかし「発火の可能性があります」との報道が出てから親世代は購入に慎重になっています。(参考:電動スクーター「ホバーボード」に爆発の恐れ、英当局が押収

Photo credit: Seina Morisako「シンガポールの交通機関

一輪車は注目の的

そして「一輪車」。こちらはホバーボートより若干早く移動可能ですが、電動スクーターよりは乗車テクニックが必要です。しかし一輪車の最大の利点はその大きさにあります。歩道は一輪車で移動し、バスなどにのるときは手に持って簡単に乗車することができるのはとても便利ですよね。

街で所有者の方を観察してみると、電動スクーターよりおしゃれな方が多い気がしました。そしてほとんどの人がリュックか荷物なしで使用しているので、バランスの取り方が難しいのだなと推測できます。

Photo credit: Seina Morisako「シンガポールの交通機関

普及してきたからこそ問われる安全性

このようにシンガポールでは、いろいろなスタイルの電動手段が普及しています。しかし同時にルールなどが明確に決められていなかったので、普及と比例して事故も増えている状況でした。

ときどきショッピングモールなどで高速で移動するスクーターに出くわすと、正直びっくりします。こういう場合にすぐ手を打つのがシンガポール。委員会の提言でルールが見えてきたので、共存の方法は明確化の方向に向かうでしょう。上手に使えばとても便利な交通手段なので、ぜひ共存の道を探りたいものです。

ライター:Seina Morisako
Photo credit: Seina Morisako「シンガポールの交通機関

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*Seina Morisako「シンガポールの交通機関

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