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山頂に国が!?イタリア内にあるサンマリノ共和国ってどんな国?

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Photo credit: Tomoko Malaghan「世界で5番目に小さな国で山頂に在るサンマリノ共和国

Compathy Magazineライターのさとりんです。
イタリアには2つの独立国があることをご存知ですか? 1つは世界で一番小さい国として有名な「バチカン市国」。そしてもう1つが山頂にあり、世界で5番目に小さい「サンマリノ共和国」です。
小さな国サンマリノは、現在している共和国中で世界最古の共和国。さらには年間約300万人の人が訪れるなど、観光客にとても人気の国です。
今回は、そんな不思議な魅力に包まれたサンマリノについてご紹介したいと思います。

サンマリノ共和国はどこにあるの?

場所:イタリア半島中東部の山岳地帯にあるティターノ山に位置
人口:32,404人(2012年時点)
面積:61.2km2(世界で5番目に小さい国で日本の十和田湖と同じぐらいの広さ)
国旗:白は純粋さ、青は空とアドリア海を意味する

サンマリノ共和国の歴史について

Photo credit: Sakura「San Marino

西暦301年 サンマリノ誕生
石工職人であったマリヌスがローマ皇帝によるキリスト教迫害から逃れるために、ティターノ山に立てこもって建国したのが始まりであると言われています。ちなみに国名であるサンマリノは、マリヌスの別名「聖マリーノ」が語源になっていると言われています。

中世
サンマリノ共和国はさまざまな国から攻め入られますが、その度に情報力、経済力、武力で乗り越えてきました。一時的に占領されたことはあるものの、今まで独立を勝ち得ています。

1631年 ローマ教皇により独立が承認され、世界最古の独立共和国となる。

1815年 ナポレオン戦争後のウィーン会議により、サンマリノの独立が再確認される。

1862年 イタリアと友好条約を結ぶ。
サンマリノはオーストリア軍からイタリアの統一を目標にしていたガリバルディをかくまい、イタリアの統一に協力したことによって、イタリアと友好条約を結び、サンマリノを独立国とする待遇を受けました。

1992年 国際連合に正式加盟。
サンマリノが独立国であると世界中に認められました。日本も独立国であると認めている国のひとつです。

2008年「サンマリノの歴史地区とティターノ山」として世界遺産に登録される。
サンマリノには中世の歴史的建造物が多く残されていることからサンマリノ市、ボルゴ・マッジョーレ市などの一部がユネスコの世界遺産に登録され、サンマリノの観光産業の大きな支えとなっています。

世界で5番目に小さい世界最古の共和国

Photo credit: Sakura「San Marino

イタリアのエミリア・ロマーニャ州のリミニ県とマルケ州のペーザロ・ウルビーノ県との間にある世界で5番目に小さい共和国です。その大きさは日本の十和田湖と同じぐらいの大きさで、約3万人の人が暮らしています。
サンマリノの起源は4世紀はじめ頃で、現在まで残っている共和国の中で最古の共和国になります。約1700年もの間、様々な侵略から逃れることができたのは、標高700mの山頂に城塞を築いたためと言われており、その証拠に城塞付近の歴史的建造物が多く残されています。そのことからサンマリノ旧市街は世界遺産にも登録され、今では年間300万人以上が訪れる人気の観光地になっています。
他にも、サンマリノの山頂からの絶景や、長い歴史の中で独立を維持し続けてきたサンマリノ独自の文化なども人気です。

消費税がない

Photo credit: Tomoko Malaghan「世界で5番目に小さな国で山頂に在るサンマリノ共和国

サンマリノは観光客によって経済が支えられているといっても過言ではありません。サンマリノの大きな魅力である歴史的建造物や美しい景色だけではないんです。
ヨーロッパ諸国は税金が高いことでも有名で、特に消費税は25~30%と高率! それに対し、サンマリノには消費税がないんです。なので、サンマリノ近辺の国で買い物をするよりも、サンマリノで買い物をしたほうが3割もお得に! そのため、ヨーロッパのショッピングタウンとしてさらに観光客を獲得しています。

またサンマリノは、消費税だけでなく法人税や所得税なども安いんです。世界のタックスヘブン(租税回避地)の中心になっていて、外国の企業がサンマリノに出店したり、本社を移転させることが多くあります。

世界トップクラスの平均寿命

Photo credit: Tomoko Malaghan「世界で5番目に小さな国で山頂に在るサンマリノ共和国

サンマリノが世界の項目別ランキングで唯一上位にランキング入りをしているのが「平均寿命」です。
世界の平均寿命でランキングトップ入りをしている常連国と言えば日本ですが、そんな日本と接戦を繰り返しているのがサンマリノです。2007年にはサンマリノが世界第1位になったこともあるほどです。
他にもサンマリノと同様に小さい国であるモナコも長寿国です。これは、小さい国ではあるものの、経済的に発展していることから、医療制度や福祉がしっかりとしているため、その福利を受けた人達が平均寿命が延びているのでなないかと考えられています。

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