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実録・実家のたたみ方[前] 売却の決意と賃貸探し

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地方の実家に両親だけが住んでいるが、子どもは実家に戻るつもりはない。「いずれ空き家になるけど、どうしたらいい?」こんな悩みを抱えている人は多い。両親の住む実家をたたんで、トラック17台分の家財を処分した体験をもつKさんの事例を基に考えてみよう。前編では、実家をたたむことになる経緯について紹介する。

両親だけの生活に不安。実家をたたんで近居で様子を見ることに

Kさんの実家は島根県にある。兄と姉、Kさん自身は東京や大阪に仕事も家庭もあるため、いずれも実家に戻る予定はない。実家には両親だけが暮らしているのだが、正月に久しぶりに実家に帰省したKさんは、あることに気づいた。

両親、特に父の物忘れがひどくなっていて、認知症を疑う兆候が見られた。また、母も家事がおろそかになり、家の中は雑然としていた。不安になったKさんが試しに電話料金の請求書を確認してみると、ADSLと光回線を両方契約しているなど、無駄な契約を勧められるままに交わしていることが分かった。

このまま両親だけで暮らすことに不安を感じ、すぐに兄と姉に相談をした。その結果、両親には兄の家の近くに引越してもらい、兄が近くで両親の様子を見られるように、実家の整理と売却をすすめることになった。

円滑に進められるように、近居のための物件の手配を兄が、両親の説得を姉が、実家の売却をKさんが担当すると、兄弟間の役割分担を決めることにした。

近居のための賃貸住宅を決めたが、問題は実家の家財の処分

まずは、兄の家の周辺に両親の住む賃貸住宅を探すことにした。その年の3月末までに決めるという期限を設け、賃料は両親が年金だけで暮らせる金額というのを条件にした。実際に4~5物件を両親に見てもらい、URの団地内の1階住戸で、3Kの間取り、賃料が約4万円の物件に決めた。

買い物などにも便利な立地であること、高齢者が住みやすいようにバリアフリー(床の段差をなくし、要所に手すりを設置)や緊急コールボタン付きのリフォームがしてある「高齢者向けの優良賃貸住宅(高優賃)」であることなどが決め手になった。

【画像1】両親が住み替える賃貸住宅の間取り(画像提供:Kさん)

問題は、6LDKの一戸建ての実家から3Kの賃貸に引越すと広さは5分の1程度になるため、家財の大半を処分する必要があることだ。引越しはGW(ゴールデンウィーク)と決めて、それまでに家財の処分をしようと、両親に整理をしておくように頼んでおいた。

実家の売却を担当するKさんは地元の不動産会社に連絡して、売却の相談を始めた。実家を査定してもらったところ、査定額は600万円。ただし、モノがなくなってからでないと媒介契約を交わせないといわれ、家財の処分をしないと売却がスタートしないことが分かった。

後編は、なかなか荷物が減らない実家の片付けをどのようにしたのかを紹介する。●SUUMOマガジン[札幌版][仙台版][広島版][福岡版] ¥0

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