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シンプルだけど“面倒くさい”プレゼン資料がいい!?究極のプレゼン理念が生まれるまで【後編】

生活・趣味

シンプルだけど“面倒くさい”プレゼン資料がいい!?究極のプレゼン理念が生まれるまで【後編】
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前編に続き、ソフトバンク孫社長の元右腕として手腕を振るってきた、プレゼンテーションクリエーターで書家の前田鎌利さんに、「勝つプレゼン」の極意を伺います。

いっぱい書くのは保険でしかない。
相手にしてみれば「つまらない」

前田 相手の価値観をどの程度許容できるかというのは、芸術でもビジネスでも肝になってくると思います。 いっぱい書くって保険なんですよね。抜けもれなく話せるし、安心する。何か聞かれてもそこを読めばいいから。 でも見ている人から言うと“こいつ読み上げてるだけじゃん”って、冷めちゃうんですよ。だから、プレゼン資料に字はたくさん書かないほうがいいんです。

よく言うのですが、ラブレターだっていっぱい書いてあるから伝わるわけじゃない。ちょっと気の利いた1行のほうが心に響いたり、全部書いてないくらいのほうが逆に気になるじゃないですか(笑)。

———シンプルにそぎ落としていく、というのもまた難しそうですね

前田 そうなんです。シンプルだけどそこには究極の“面倒くさい”が詰まっているんです。 例えば書を完成させるには、墨をすり、筆を選び、文字を決め、ものによっては100枚、200枚と書くんです。そしてその中からいい作品を選ぶ。書いたら終わりというわけではなく、上質な筆だと洗い終わるまで2時間くらいかけなきゃいけない。まあ、面倒くさいんです(笑)。

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