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兌換ペソとペソクバノ、キューバの2つの通貨を使いこなすコツ

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Photo credit: Renata Avila via Flickr CC

こんにちは、Compathy Magazineライターの新田浩之です。
今回はキューバの通貨を解説します。キューバは数少ない社会主義国家。そのため、通貨制度も少し複雑です。しかし、心配はいりません。この文章を読めばあなたの心配も吹き飛ぶはず。それでは早速見ていきましょう。

キューバには2つも通貨がある?

ややこしいですが、キューバには2つの通貨があります。これはアメリカと断交した結果、米ドルが使えなくなったからです。

兌換ペソ(クック)

外国人にとって重要な通貨が兌換ペソ。米ドルとほぼ同価値になります。キューバを訪れた際、外貨と両替になるのはこの兌換ペソです。

ペソクバノ

地元の方が使うお金です。「クバノ」が「キューバ人の」という意味に当たります。外国人は銀行で兌換ペソをペソクバノに両替することが可能。25ペソクバノ=1クックです。

通貨表記と紙幣・硬貨の種類

兌換ペソはCUC(クック)、ペソクバノはCUPと表記されます。ペソの補助通貨はセンターボ(¢)があり、1ペソ=100センターボです。
兌換ペソの紙幣は1、3、5、10、20、50、100ペソがあります。ただ、50ペソと100ペソの紙幣はあまり見かけません。硬貨は1、5、10、25、50センターボと1ペソがあります。
ペソクバノの紙幣も兌換ペソと同じく1、3、5、10、20、50、100ペソがあります。硬貨は1、2、5、10、20、25、50センターボと1、3、5ペソがありますが、10、25、50センターボと5ペソの流通は稀です。

両替する際に注意すること

外貨からクックに両替する際に10%の手数料が取られます。免税店や空港の売店では10%の手数料を払えば米ドルでの支払いも可能です。注意することは必ず日本で米ドルかユーロに両替すること。日本円からクックへの両替はほとんどできません。

アメリカ系のクレジットカードは使用不可

アメリカ系のクレジットカードは使えません。高級ホテル、レストランではクレジットカードは使えますが、3%の手数料を取られます。現金を多めに持っていくことがコツです。

見分け方は簡単

兌換ペソとペソクバノの見分け方は簡単です。「Peso Convertibles」と記載されているほうが兌換ペソです。

Photo credit: Tomoka Aono「音楽と歴史とロマンが詰まった街・ハバナ散策

どうやって2つの通貨を使い分けるか

それではどうやって2つの通貨を使いこなせばいいのでしょうか。考え方はシンプルです。兌換ペソ(クック)は外国人用、ペソクバノは地元民用です。お店もクックで支払う店とペソクバノで支払う店で分かれています。もちろん、クックのお店にはキューバ人はほとんどいません。このようにして、キューバ人と外国人が接触しないようにしていたのです。

レストランでは

例としてレストランを取り上げましょう。兌換ペソで支払うレストランはお洒落なテイストが特徴。1食の値段は10クック(1,000円)にもなります。一方ペソクバノで支払うレストランは完全なローカルで、定食の値段は20バノ(80円)と超格安。
もちろん、銀行でクックからペソクバノに両替することは可能ですので、外国人でもペソクバノで支払うお店を利用することができます。

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