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首都圏の私大生の平均家賃は6万1200円、どんな物件がある?

首都圏の私大生の平均家賃は6万1200円、どんな物件がある?

東京私大教連が公表した「2015年度 私立大学新入生の家計負担調査」によると、私大生への仕送りの額は11年連続で過去最低を更新し、家賃は仕送りのうち7割を超える重い負担となっていることが分かった。新入生の私大生を持つ家庭の家計事情と今の賃貸事情を詳しくみていこう。【今週の住活トピック】

「2015年度 私立大学新入生の家計負担調査」を公表/東京私大教連中央執行委員会(東京私大教連)

自宅外通学者では住宅費関連の費用が減少、仕送りの7割を占める家賃の負担は重い

東京私大教連の調査の対象は、首都圏の私立大学・短期大学(東京都11校、神奈川県1校、埼玉県1校、千葉県2校、茨城県1校)に2015年4月に入学した新入生の家庭。

受験から入学までの費用は、自宅通学者が153万5844円(前年度比で4800円減額)、自宅外通学者が214万2644円(前年度比で5500円増額)となった。増額となった自宅外通学者の内訳を見ると、家賃と敷金・礼金の住宅費関連はむしろ減額となっている点が注目される。【画像1】受験から入学までの費用(住居別)(出典:東京私大教連「2015年度 私立大学新入生の家計負担調査」より転載)

【画像1】受験から入学までの費用(住居別)(出典:東京私大教連「2015年度 私立大学新入生の家計負担調査」より転載)

新入生家庭の世帯の平均「税込年収」は、自宅通学者が898万円(前年度より15万円減)、自宅外通学者が900万9000円(前年度より12万8000円増)だった。自宅外通学者の世帯年収が増えているが、仕送り額(4月~12月)は81万500円で前年度より1万3800円減っている。

「仕送り額」の月額平均は、入学直後の新生活や教材の準備で費用がかさむ「5月」が10万1800円(前年度より600円減)、出費が落ちつく「6月以降」が8万6700円(前年度より1800円減)でいずれも減少し、6月以降の月額平均の仕送り額は、11年連続で過去最低を更新する結果となった。

一方「家賃」の月額平均は、6万1200円と前年度より400円減少したが、「6月以降」の仕送り額8万6700円に占める「家賃」の割合は70.6%で過去最高となり、仕送り額に占める割合は初めて7割を超えることとなった。【画像2】6月以降の仕送り額(月平均)の推移(出典:東京私大教連「2015年度 私立大学新入生の家計負担調査」より転載)

【画像2】6月以降の仕送り額(月平均)の推移(出典:東京私大教連「2015年度 私立大学新入生の家計負担調査」より転載)

家賃の平均月額6万1200円で借りられる賃貸物件はどんなものか

では、家賃6万1200円というと、どんな賃貸になるのだろうか? 「SUUMO」で家賃(共益費等込み)が「6万円~6.5万円以下」の賃貸を検索してみよう。

例えば、常に人気駅ランキング上位に挙がるJR中央線の「吉祥寺駅」徒歩10分でも、借りることができる家賃だろうか?検索したところ、約430件が該当した。築15年以内は数物件しかなく、大半は築15年を越える。間取りはワンルームか1Kで広さは20m2前後、築40年を超えると2Kの20m2台後半のものがある、といった具合だ。

人気の吉祥寺でも6万円~6.5万円以下の賃貸が意外に多いという印象を持ったが、古いアパートの占める割合が多いので、試しに「オートロック」が付いている物件に限定してみると、10件に物件が減った。女子学生を想定すると、親としてはセキュリティが気になるものだ。設備面のレベルを求めると、通学圏を広げる必要がありそうだ。

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