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ジョス・ウェドン監督、映画『アベンジャーズ/エイジ・オブ・ウルトロン』で「疲れ果てた」と告白

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映画『アベンジャーズ』は2012年のトライベッカ映画祭におけるクロージング作品として上映された。それから4年後の4月18日夜(現地時間)、ジョス・ウェドン監督は俳優のマーク・ラファロと共に映画祭に登場し、彼が映画『アベンジャーズ/エイジ・オブ・ウルトロン』で打ちのめされたと告白した。

ウェドン監督は「私は、一連の製作過程で本当に疲れ果ててしまった」と語り、続けて「その原因の一端は、避けることのできないマーベルとの衝突だ。その多くが私の仕事に関することで、私はひどく疲れてしまった」と述べた。

ウェドン監督は、プロジェクトが完璧ではなかったと自分を責め、失敗したと語った。

「そのことで映画やスタジオ、そして私自身にも害を及ぼしたと思う。私は間違った誇りを抱いていた。それが私に不当な失望感を抱かせたが、恐らくそれは私が手掛けたどの作品でも感じなかったことだった。しかし、私は再び、数千億ドルを稼ぐために、人間性について私が考えることを描くという、馬鹿げたほど私的な映画を、非常に難解で奇想天外な方法で製作しなければならなかった。マーベルが2度目の機会を与えてくれたという事実は、本当に異常なことで、素晴らしい。私が悲惨な失敗を感じる仕事を引き受けたという事実もまた異常であり、気の利いた選択ではない」(ウェドン監督)。

ラファロは『アベンジャーズ/エイジ・オブ・ウルトロン』以降の作品について語り、ウェドン監督に対して『アベンジャーズ』シリーズ3作目と4作目、『ハルク』シリーズの3作目、『マイティ・ソー』シリーズの3作目の製作を懇願した。

「もう彼には伝えたんだ。そしたら、『2度とやらない』と言われたよ」と、ラファロは明かした。

しかし、現在、ウェドン監督は仕事に復帰して新たなプロジェクトに没頭し、レストランで泣きながら脚本の執筆をしている。

「レストランで映画の初めから終わりまでを通して書き上げた。人前で激しく泣いていたら店が閉まった。店員が私のもとにやって来て、また背を向けてしまった。私は脱いだシャツで鼻をかまねばならなかった。立ち上がることができなかった。涙を止めることができなかった。それから私は車に乗り込み、幸運なことに別の人間が運転してくれたが、私は泣き続けていた。私はただ映画の結末を書いていただけだ。そして、それがうまくいくと確信している」(ウェドン監督)。

ウェドン監督は昨年の初めにミュージカルの仕事をしていたが、現在は携わっていないと語った。

「私は少し停滞してしまっていた。『アベンジャーズ/エイジ・オブ・ウルトロン』以降に稼働が多すぎたことがその原因の一部であり、私は自分が完全に理解できる題材を書きたかった。そしてそれが見つかった」(ウェドン監督)。

ウェドン監督は、ブロードウェイのミュージカル『Hamilton(原題)』のヒットで頭が混乱してしまったことも告白した。

「アルバムが出た直後で、私は四六時中、それを聴いていたため、自分の考えがまとまらなかった。『Hamilton(原題)』さえ聴けばいい。だから2021年に聴くのを止めたら、すぐに仕事に取り掛かるよ」(ウェドン)。

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