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孫正義氏が使う英単語はわずか1500 ”元側近”が明かす、世界と渡り合うための英語術

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グローバル化した現代、「英語」は多くの日本人にとって悩みの種であるといえるのではないでしょうか。右肩上がりで増えている訪日外国人と接することもあるでしょうし、ビジネスの場面では英語で説明しなければならない機会もますます多くなっていくはず。中には「スティーブ・ジョブズみたいに、クールかつ簡潔な英語のプレゼンができないと……」などと焦る人もいるかもしれません。

 これに真っ向から異を唱えるのが、英語教育事業を手掛ける「トライオン株式会社」代表取締役の三木雅信さん。3月に発売された三木さんが上梓した書籍『なぜあの人は中学英語で世界のトップを説得できるのか』では、中学英語でも、発音が上手でなくても、コミュニケーションが取れる方法が記されています。

 三木さんの経歴を紐解くと、1972年に福岡県で生まれで、三菱地所を経てソフトバンク社長室長に就任。本書タイトルにある「あの人」とはソフトバンクの孫正義社長であり、実際の孫社長も、プレゼンで使っている単語はわずか1500に過ぎないという分析結果があるそうです。

 1500の英単語のみで、孫社長はなぜ世界のトップを説得できるのでしょうか?

 たとえば、普段使わない英語でプレゼンをしようとしても、”取っ掛かり”が掴めない、と感じることがあるはず。そんなとき、孫社長は「Let me start my presentation.」と述べるといいます。「プレゼンを始めさせてください」という意味ですが、このようにいくつかの簡単な決め台詞を覚えておき、必要な場面で使うのが”孫正義流”英語術であるようです。

 また、「I(私)」「We(私たち)」といえば中学英語でも最初の方に習う単語ですが、この使い分けもポイントなのだとか。孫社長は個人としての意見を言うときには「I」を、会社としての活動を説明する際には「We」を主語にし、英語話者の聴衆にもわかりやすいプレゼンになっているそう。

 本書には、「孫正義がスティーブ・ジョブズに『携帯電話とiPodを結びつけた商品』のイメージ図を差し出し、ジョブズから『マサ、その図はいらない。僕も同じものを考えているから』」と答えたとのエピソードも収録。三木さんによると、このコミュニケーションがあったからこそ、ソフトバンクが当初、日本におけるiPhoneの独占販売を成し遂げたといいます。

 書籍『なぜあの人は中学英語で世界のトップを説得できるのか』。世界と渡り合うために英語を身につけたい人はもちろん、起業家の思考を知りたい、という人も参考になる一冊です。

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