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【世界遺産】600年間女性を拒み続けるギリシャの聖地「アトス山」

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ロマンティックなギリシャ。エーゲ海のブルー、白い砂浜。碧と白が織りなす、女性好みの世界。でも、ごめんなさい。これから紹介するのは、女性が立ち入れないエリアなのです。


(C) facebook/Mount Athos Area

世界遺産

ギリシャ北東部、エーゲ海を突き刺すフォークの先のようなアトス半島。アトス半島の先端には、標高2033メートルの「アトス山」があり、20もの修道院があるギリシャ正教会の聖地です。アトス半島の自然と修道院が織りなす光景は、複合遺産として1988年に世界遺産に登録されています。

修道院による自治国家

大小20の修道院があり、修道士が祈りを捧げる生活を送っています。ギリシャ共和国の領内ではあるものの、ギリシャ政府の権限が及ばない「ギリシャ正教会修道院による自治国家」なのです。

600年間女性を拒み続ける

1406年来、女人禁制が布かれ、女性が山に入ることは出来ません。ネズミを捕る猫以外の動物は、雌不可という徹底ぶり。

外界と遮断されている

ギリシャとは陸続きであるものの、アトス山の入山は特別な査証が必要。交通は、ウラノポリ1カ所から船で入山に限られ、外界と遮断されています。


(C) facebook/Mount Athos Area

シモノペトラ修道院

外界と島をつなぐフェリーから歩いて2時間という最も奥地の修道院。海を見下ろす断崖絶壁にあります。火災による再建や拡張を繰り返して、要塞のような外観に。

日本の高野山でさえ、現在は女性が入山可能なのに、600年間女人禁制を守ったギリシャの聖地。修道士にとって、受け入れられるのは聖母マリア様のみ。女性は信仰生活の邪魔をする、心を迷わす存在。確かに、あながち間違いではないと女性ながら思います(苦笑)。男性に「心を乱す」存在って、あまり言わない気がしますしね。女性差別との声も出ているようですが、信仰の場でもあり、必ずしも一般人や女性に解放する必要はないのではと筆者は思います。ミステリアスな場所を残しておくのも、時には必要ではないでしょうか。

[Photos by Shutterstock.com]

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