Android Tips : 周囲の騒音や物が発する音の大きさを計測する方法

access_time create folderデジタル・IT
Android スマートフォンを使って空間の騒音や物体が発する音の大きさなどを計測する方法を紹介します。騒音を人に伝える時の表現は、「静か」「うるさい」「爆音」と、個人の主観に基づく曖昧なフレーズを使用するのが一般的ですが、騒音はデシベル値(dB)で表現されるので、これが分かれば客観的な騒音レベルを伝えることができます。「今いる場所の騒音は ○○ デシベルだよ」と伝えると、そのデシベル値がどの騒音と同じレベルなのかを調べることができるので、「静か」や「うるさい」といった曖昧な表現よりも騒音の度合いをイメージしやすいと思います。Android での騒音計測は、主にスマートフォンのマイクを使って行います。Google Play ストアで「騒音チェッカー」や「ノイズ検出」、「Noise Checker」などのキーワードで検索すると様々なアプリが出てくるので、好きなものを使ってください。今回の記事では、「Sound Meter Pro」を使用しました。このアプリは起動するだけで騒音をデシベル値で表示します。騒音計測専用の機械ではないので、端末やアプリによっては、誤差が生じます。なので、デシベル値そのものは厳密ではありません。様々な騒音と比較することで、どの程度「静か」「うるさい」のかを把握できると思います。いわゆる静かな部屋は 30 ~ 40 デシベルです。これが 50 デシベルを超えるようであれば、間違いなくその部屋は「うるさい部屋」だと言えます。また、私が試したところ、手持ちのプロジェクターの騒音は 47 デシベル、ダイソンのサイクロン掃除機は 71 デシベル、中型のジェット旅客機が遠くを飛行している最中の屋外の騒音は 75 デシベルでした。騒音の計測について、2 点だけ注意すべきことがあります。それはデシベル値の計算には対数が使用されることです。つまり、デシベル値と騒音が比例しないので、デシベル値の差がそのまま騒音レベルの差に繋がるわけではありません。また、騒音レベルは計測する場所や騒音源との距離によって変わってくるので、デシベル値を伝える場合には物体との距離なども合わせて伝えると良いでしょう。

■関連記事
スマートフォンやPC等の修理専門店「スマホドック 24」が沖縄に初出店
DMM.com、シャープのRoBoHoNとDMM mobileのSIMカードをセットで販売
GoPro、iOSの有名動画作成アプリ「Replay」のAndroid版を「GoPro Quik」として開発中

  1. HOME
  2. デジタル・IT
  3. Android Tips : 周囲の騒音や物が発する音の大きさを計測する方法
access_time create folderデジタル・IT
local_offer

juggly.cn

国内・海外のAndroid(アンドロイド)スマートフォン・タブレットに関するニュースや情報、AndroidアプリのレビューやWEBサービスの活用、Android端末の紹介などをお届けする個人運営ブログ

ウェブサイト: http://juggly.cn/

TwitterID: juggly

  • ガジェット通信編集部への情報提供はこちら
  • 記事内の筆者見解は明示のない限りガジェット通信を代表するものではありません。