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寺院や霊園のペット供養不可は高齢檀家が嫌がるのも理由

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 大阪市天王寺区にある泰聖寺(柳谷観音大阪別院)には、ペットの供養や寺院にペットの骨を納骨するための人がひっきりなしに訪れる。「ペットは家族」という意識は徐々に広がりつつあるが、こうしたペットを弔える霊園や墓地は全国にまだ約60~70箇所ほど。

 ペット霊園や、ペット葬が広まりつつあるといっても、それは都市に限定され、地方ではそうした供養をしてあげられない飼い主もいるのだ。

「15年一緒にいた犬が今年の1月に亡くなりました。亡くなったことも悲しかったけど、それ以上にショックだったのは供養の仕方。住んでいる地域にはペット葬をしてくれるところや霊園がなく、役所に廃棄物として引き取ってもらいました。

 亡くなってすぐで気が動転していたとはいえ、もっとちゃんとした供養をしてあげられれば、と後悔の気持ちは今も強く、ペット供養がもっと拡大してほしいと思います」(新潟県に住む50代女性)

 冒頭の泰聖寺の需要の高まりは、こうした「ペットを大切に送ってあげたい」という思いの高まりと同時に、一方で寺院や霊園で「ペットの納骨は不可」としているところが多いからだ。

「仏教者のなかには“畜生の供養はできない”という考え方があるのが大きな理由です。高齢の檀家さんが嫌がる場合もあります。泰聖寺ではペットの納骨もできますし、一緒にお墓に入っていただくこともできます。民間のペット霊園は倒産したりして永代供養できなかったというお声も聞きますが、そうした心配もありません」(純空壮宏・副住職)

※女性セブン2016年4月28日号

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