3万円台なら買い!?ヘッドの取り替えで多彩な素材に対応するメタル製3Dプリンター「TRINUS」

access_time create folderデジタル・IT

trinus_1めざましい進化を遂げる3Dプリンター。特許取得20年が経過した2009年頃から、低価格製品が続々登場。家庭レベルにまで、普及するようになった。

2016年現在、その主流は安く、かつ高品質なもの。リーズナブルな値段は当たり前。時代を先取りする高い機能性と、誰でも使える利便性の両立が、大衆に受け入れられる必須条件となりつつある。

そうした条件を十分に満たしているのが、この「TRINUS」だろう。ヘッドパーツの交換によって、さまざまな素材が使用できる、オールメタルの3D プリンターである。

・木やアルミニウムもフィラメントになる

trinus_2フレームのみならず、内部コンポーネント、稼働するパーツ類に至るまですべてメタル製の本品。プラスチックプリンターと違ってベルトの緩みや、ギアの破損もなく、長時間の使用に耐えることができる。

最大のウリは、対応素材のバリエーション。PLA・ABS・ポリカーボネイトといった3D プリントではおなじみの素材の他に、木やアルミニウムもフィラメントとして使えるのだという。

・ヘッドの交換でレーザー彫刻マシンに早変わり!

trinus_3さらに、プリントヘッドを交換すれば、レーザー彫刻マシンに早変わり。木材、皮革、食品、コルクなどの素材へ、レーザー彫刻ができるようになる。流行のレーザー小物作りや、パンケーキへの焼き印も、自宅で手軽に楽しめるのだ。

本体のパーツは、わずか11部品。構成はシンプルで、初心者でも30分で組み立て可能。プリントスピードは70mm/秒、最速150mm/秒と安定度も抜群。最小レイヤー高50ミクロンで、スムーズに印刷する。

何と言ってもうれしいのは、価格の安さ。これだけの機能をつけて、本体3万円台は破格の値段だ。プロジェクトはKickstarterで、5月1日まで公開。支援は299ドル(約3万3,000円)から受け付けている。

TRINUS/Kickstarter

  1. HOME
  2. デジタル・IT
  3. 3万円台なら買い!?ヘッドの取り替えで多彩な素材に対応するメタル製3Dプリンター「TRINUS」
access_time create folderデジタル・IT
local_offer
Techable

Techable

ウェブサイト: https://techable.jp/

  • ガジェット通信編集部への情報提供はこちら
  • 記事内の筆者見解は明示のない限りガジェット通信を代表するものではありません。