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私は大丈夫だと思っていたのに…。出産まで続いたつわりで抜け出せないマタニティーブルー地獄

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アロマテラピーインストラクターの資格を持っている私は、骨折などの外科治療以外、体調管理は自分で何とかできるものと思っていました。

しかし、そんな私の知識と技術を駆使しても克服できなかったのが、マタニティーブルーとつわりでした。

私のつわりは、妊娠悪阻(おそ)のレベル。

吐き気を催すだけでなく、食べ物は摂取することはおろか、水すらも飲めない状態。

病院で注射と点滴を打ち、栄養を補うのがやっとでした。

こうなると、もはや、何をする力も湧かないもの。

「何かをしたい」という意欲が全く持てませんでした。

生きているだけで、精一杯。

ただただ寝ていたい・・・。

でも「アロマテラピーをするなら、今でしょ!」

心の中では、そう思っていました。

けれど、本当に、動くこと自体が億劫。

頭は痛いし、体は重い。

横になっているのが一番楽だし、寝ている間は何も考えなくていい。

とにかく「何もしたくない」

こうして、マタニティーブルー地獄に陥ってしまった私。

つわりのせいで仕事も休まざるを得ない体の状態が、更に私を追い込んでいきました。

もちろん、妊娠をしていない時は、病気や事故など、やむを得ず仕事を休むことはありました。

そんな時も、同じように追い込まれたかと言えば、そうではありません。

「元気になる」と分かっている状況なら、回復した後に挽回しようと思えたからです。

それに対して、治るのがいつになるのか、はたまた治まるかどうかすら分からない、つわり。

家のことが全くできない、今後の予定も立てられない自分が許せなかったのです。

「このまま、仕事ができなくなったらどうしよう」

「家の中はメチャクチャになっているんだろうな・・・」

「注射や点滴の治療代って結構かかってるんじゃないの?」

「それより何より、お腹の赤ちゃんは順調に育ってるのかな?!」

辛い、しんどい、悔しい、不安・・・。

病院のベッドの上で点滴を打たれながら、泣くことすらも日課にさせるマタニティーブルー。

具体的な解決策もないまま、ただただ憂うつな妊娠生活は続いていきました。

こうして、つわりが終わるのを待つこと、10ヶ月目。

私のマタニティーブルーとつわりが終わりを迎えたのは、出産直後でした。

出産を終えた私は、無意識のうちにジュースをゴクゴク。

「あー、おいしー!」

「え?!」

思わず、隣に居た主人と目を合わせて止まってしまった私。

つわりが始まってからの約10ヶ月間、「美味しい」なんて感じたことのなかった食事。

食事と言うか、飲み物すら飲めなかったのに・・・。

出産後、助産師さんから渡されたジュースを一気に飲み干したので、自分でも本当にビックリしました。

出産の喜びと共に、取り戻した“自分”。

主人と一緒に息子の誕生を喜んだ時には、いつの間にかマタニティーブルーは消えてなくなってしまっていました。

著者:yuuumerrn

年齢:30代

子どもの年齢:8歳、6ヶ月

2人息子のママ。渾身の想いで授かった2人目がかわいすぎて、保育園に預けないよう画策してるのは夫にナイショです。

※プロフィール情報は記事掲載時点の情報です。

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