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スチャダラパーBoseが車偏愛全開のお店に突撃!「在庫の並びがメチャメチャだよ!」

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▲今回お邪魔したボブオートは、ボブこと前田社長の独断と偏見で選んだ車が並ぶお店。「店は俺の城」という感じで、社長の我が全面に出ていますが、そこにハマると最高に楽しめちゃうと思います!

扱うのは軽自動車とスーパーカー? Boseさんが不思議なお店を発見

日本のヒップホップシーン最前線でフレッシュな名曲を作り続けているスチャダラパーのMC、Boseが中古車情報誌『カーセンサー』にてお届けする人気連載「Bosensor」。カーセンサー本誌で収録しきれないDEEPでUNDERGROUNDな話をお届けっ!!

Bose:春! 暖かくなるとドライブを楽しみたくなるし、寒くないから店頭に並ぶ中古車を見るのもつらくない。いい季節だよ。

編集部ペリー(以下、ペリー):中古車探しのオンシーズン到来! って感じスね。

Bose:いやいや、オフシーズンなんて存在しないでしょ。ところで今回は、神奈川でおもしろそうなお店を見つけたんだ。ボブオートっていうんだけれど、軽自動車が現行規格になる前のジムニーやアルトワークスRっていう見たことないモデルがいろいろあるの。

ペリー:スポーティな軽を並べるお店ですか?

Bose:それなら珍しくないんだけど、カーセンサーnetの販売店紹介ページやお店のHPを見ると、なぜかスーパーカー系の写真が掲載されていてさ。これは何かありそうだぞ……と感じてね。

ペリー:Boseさんの嗅覚が反応したんですね。それはおもしろそうだ!

店頭に並ぶ車に一貫性なし。共通点は「社長が好きな車」ということ

ペリー:お店に着いたけれど……見た感じは普通の小規模中古車販売店って感じですよ。

Bose:いやいや、とんでもない店かもしれないよ。だってさ。どこにもお店の看板が出てないじゃん。商売やるうえで普通はあり得ないでしょう。

▲一見すると普通の中古車販売店ですが、よく見るとどこにも看板がありません……

ボブ社長:Boseさんいらっしゃい。場所、すぐにわかりました?

Bose:今日はよろしくお願いします。お店の看板がないからちょっと迷いました(笑)。

ボブ社長:ああ、看板ね。前は大きな看板を店の前に設置していたんだけど、車の展示に邪魔だったから捨てちゃった。

Bose:看板を捨てるって! お客さんのことを考えたらあり得ないでしょう!!

ボブ社長:僕を指名して長く付き合ってくれているお客さんが多いから平気ですよ。それにうちの店は従業員がいなくて僕1人で切り盛りしている。珍しい車も多いからたまたま通りかかった人がフラッと入ってくることもあるんですよ。そういう場合でもお客さんにつかないわけにはいかないから仕事が止まっちゃうんだよね。だから看板がなくて中古車屋かただの駐車場か判別できないくらいがちょうどいいの(笑)。

Bose:社長、それって商売やる気あるのかないのか、わからないコメントですよ(笑)。

ボブ社長:いやいや、やる気ありますよ(笑)。最終的にうちの車を買うか買わないかはお客さんが決めること。でもカーセンサーを見た人は少なくとも興味を持って来店してくれている。それって嬉しいことだし、とことん話をします。

Bose:しかし社長。小規模店だと何かに特化したところが多いけど、お店を眺めると……在庫の並びがメチャメチャですよ。

ボブ社長:いやあ、褒められちゃったな(笑)。うちは中古車のセレクトショップを目指していて、自分の好きな車を並べたらこうなったって感じなんですよ。グルーヴ感、あるでしょう?

Bose:よくわからないけれど、あるある(笑)。お店のブログにはジムニーが多かったけれど、やっぱり売れ筋なんですか?

ボブ社長:僕の趣味が「ジムニーで秘湯めぐり」なんですよ。当然ジムニーは好きな車だけれど、扱うのは冬季限定。雪がちらつく季節になると、ジムニーを欲しくなる人が増えるのでね。

Bose:なんだか中華料理屋さんの「冷やし中華はじめました」みたいなノリだな(笑)。

ボブ社長:それいい! いただきです。次のシーズンから「ジムニーはじめました」って貼り紙をしよう。

Bose:それより社長、せっかくだから車を見てもいいですか?

ボブ社長:もちろん! ただ気に入ってもらえるのがあるかな……。僕の趣味で集めているだけだからなあ。

Bose:いやいや、カワイイのから不思議なやつまで、このバラバラ加減がいいじゃないですか!

プジョー 306XSi

▲「小さな車をMTで乗る。これこそが欧州車の醍醐味だよ」とBoseさん。今見てもデザインに古さを感じません。シートもお洒落!

プジョー 306は当時ちょっとお洒落な人や車にこだわっている人がこぞって乗っていた車。当時はエントリーモデルで106があったから306は大きな車と思っていたけれど、ずいぶん小さかったんだな。5ナンバーで収まる輸入車。今となっては希少だよ。

日産 Be-1

▲1987年に1万台限定で発売されたBe-1ですが、あっという間に売り切れに。現在でも走行数万kmの中古車が流通しているからすごい!

パイクカー、流行ったよね! 80年代終わりに発売されたとき、大御所芸能人もいっぱい飛び付いたんだよ。かわいい車を探している女の子は年式なんか関係なく、今でも飛び付くって聞くもんね。理屈なんか関係なく人を夢中にさせる。それができる車って少ないんだよな。

トヨタ WiLL Vi

▲2000年にトヨタが異業種合同プロジェクト「WiLL」に参加し、かぼちゃの馬車をイメージして作ったモデル。デビュー時はかなりかっとんだ印象でしたが、適度に枯れた今見るといい感じです

WiLLっていうプロジェクト、あったねえ。デビュー年は違うけれど路線はBe-1と同じ。正直、Be-1ほどデザイン的にハマっているわけではないけれど、逆にそこが好きっていう人もいるんじゃないかな。時代が一周してよくなる車。そういうのって案外多いんだよね。

スズキ アルトワークスR 4WD

▲カーセンサーnetでもほとんど見つけることができない幻のモデルを発見! しかも前オーナーが徹底的にメンテしながら乗っていたらしくメチャメチャいい状態だって。すごい!!

でたっ!! これ、ただのアルトワークスじゃないよ。競技仕様の完全受注生産車、ワークスR!! ラリーで活躍したモデルなので4WD。ノーマルでレース参戦可能なモデルだったのに、ちょっといじるだけで普通車スポーツカーを超えるパワーを発揮するんだって。もはや軽自動車の域を超えているよ。

スズキ ジムニーシエラ

▲隣にBe-1があるからサイズ感がなんとなくわかるけれど。単体で見たら普通に「Gクラス?」って思っちゃいそうです

Be-1の横にさらっと置いてあるM・ベンツ Gクラス(ゲレンデヴァーゲン)……。って、全然違うじゃん! これジムニーをゲレンデ風にするキットを組み込んだやつなんだって。社長いわく「僕はこの状態にカスタムされたものを仕入れました。似せるポイントは軽自動車じゃなくて、アメリカでSAMURAIと呼ばれたジムニーシエラの幌モデルを使うこと。だからこいつはゲレンデ侍と呼ばれてるんです」だって。噂では某芸人さんがこれと同じものを買ったとか買わないとか。車で笑いを取りたい人、乗ってみる?

軽自動車と一緒に陳列される6.4Lのアメリカンピックアップ!

ペリー:さてBoseさん。いろいろ見てきましたが、どの車をカーセンサー本誌で取り上げましょうか。Be-1とか、けっこうツボかなって思ったんですが。

Bose:それもいいけれどさ、せっかくなら「ボブオートみたいなお店もあるんだ」ってことが伝わるやつにしようよ。

ペリー:このお店らしさってどこだろう?

Bose:社長の趣味で変わった車を集める。アクの強い社長だけれど、ハマれば最高にいい付き合いができるっていうのが伝わるモデルだろうね。僕はあそこにあるデカイのがいいと思うよ。

ボブ社長:Boseさん、おもしろいのを選びましたね~。このピックアップは1973年式のフォード F-250。まだ国内未登録ですよ。

Bose:小さな車をいろいろ紹介しておいて、取り上げるのはバカデカイ車っていうのがいいじゃん。僕自身、今日ボブオートに取材に来なければ一生出会うことがなかった車だと思う。燃費のいい車が何よりえらいという時代になった中でこういう車を取り上げるっていうのもおもしろいと思うな。今どきなかなか見られない巨大なアメリカンピックアップ。楽しみにしていてね!

▲なんでこんな車があるの?? と不思議になるくらい異彩を放つフォードのピックアップ。でもこれこそがお店の色なんだよね。音楽の世界もだけど、好きなことだけやるって簡単そうでなかなかできないもの。社長の心意気と潔さを感じたコイツを本誌で紹介するよ!

【関連リンク】

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photo/尾形和美

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