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無痛のはずなのに!麻酔開始をめぐり助産師さんと攻防、想定外の痛み

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出産は、早くから無痛分娩に決めていました。

自分が人に比べ痛みに弱いってわけじゃないと思います(思いたいです)が、もし楽になるなら私はその方がいいと思いました。

出産前の無痛分娩の説明では、リスクをたくさん伝えられ、

「赤ちゃんがうまく出てこない場合に、機械で頭をつかんで出す、このときに、眼に入るリスクがないわけではない」

と聞いたときは、さすがに背筋が寒くなりましたが、 私のお世話になっている病院では、そのケースはないと聞いて、ならば大丈夫だろうと思うことにしました。

ただ、気になったのが、子宮口が4〜5センチ開かないと、麻酔は入れないという事。

初産だと、そのサイズまで子宮口が開くのに時間がかかるらしく、10時間くらいかかることも珍しくないとか。

10時間も痛みに耐えるって…。

それって麻酔の意味あるんだろうか…。

最初から麻酔がきいて、まったく無痛だと思っていたので、とてもがっかりしました。

さて、いざ出産。

陣痛が来て、病院に入りましたが、子宮口は全く開いておらず、当然麻酔は入れられません。

結局、3センチほど開くのに陣痛が始まってから12時間ほどかかってしまいました。

麻酔が入れられるようになるまで、どんどん強くなっていく陣痛、 助産師さんからは、

「出産には体力がいるから、食べられる時には、できるだけ食べておくのが良い」

と何度も説明されましたが、 食べてしまうと、麻酔が4時間入れられないと聞いていたので、少しでも早く麻酔に入りたかった私は、

「絶対食べたくない!」

という気持ちばかりで、助産師さんとバトルしていました。

陣痛が始まってから5時間後の昼食も、できるだけ食べたくありませんでしたが、

「まだ全然子宮口は開いていないから食べるように」

と助産師さんに促され、 すごく残念な気持ちになりながらも、なんとか口をつけました。

しかし、吐き気もあったので、実際はあまり食べられず…。

そして、6時間後の夕食、 残念ながらまだ子宮口が開かないとのことで、 助産師さんからは食べるようにと再度促されましたが、痛みはドンドン増していたので、 あと2時間後に再度診察して、判断してもらえるよう懇願し、ご飯は食べずに待機することに。

そして、2時間後、陣痛が始まってから10時間後にやっと子宮口が3センチに。

「これなら麻酔が打てるから、ご飯はなしで」

と、やっと助産師さんからオッケーがでて、

「この痛みからやっと解放される、やったー!!!」

とガッツポーズ。

しかし…、他の患者さんの対応が済んでからということで待たされ、 結局、麻酔を入れてもらえたのは、それから3時間後でした。

その間、陣痛は益々酷くなり、

「私は、無痛分娩を選んだのに、なんなんだろう。 こんな痛みのために16万も払うのか!」

と陣痛の度に強い怒りがもくもく。

付き添ってくれていた旦那にさんざん文句を言いました。

が、麻酔を入れてもらうと、スーッと痛みはなくなり、陣痛のタイミングにもわずかな痛みがあるくらい…。

あまりの楽チンさに、それまでの怒りはすーと引いていきました。

背中から麻酔を入れた際に、血がちょっと止まりにくくて流れましたが、他は特に問題はなく、ウトウトできるくらい。

「麻酔を入れたら陣痛が弱くなって出産に時間がかかるよ」

と言われていましたが、ただ寝転んでいればよく、ほとんど痛みもないので、それまでに比べたら超楽勝。

それから6時間後、子宮口のチェックで全開になっていたため、出産準備に入ることになり、急いで夫に電話し、駆けつけてもらいました。

麻酔をいれてから、

「早ければ8時間で出産くらいかな」

と聞いていたので、 意外にも早くびっくりしました。

その後、無痛分娩ではよくあることらしいのですが、陣痛の間隔が4分ぐらいからなかなか短くならなかったので、促進剤を少し入れました。

ただ、促進剤を入れても陣痛の間隔は早くなったり、遅くなったりしていたので、お腹にあてていた計測器がうまく機能していなかったのでは?と思います。

しょっちゅう外れちゃったりして、何度も付け替えましたし。

そうこうしているうちに、頭が見えてきたとのことで、 下腹部にわずかな痛みのある陣痛のタイミングでいきんでみると、 3回のいきみで、股にピューっと何かが通ったかな?という感覚くらいで、赤ちゃんが出てきました。

陣痛以外のタイミングで、ちゅるりんと出てきてしまったので、 赤ちゃんはびっくりしてしまったらしく、産声はあげず、ちょっとしてから大泣きし始めました。

普通は陣痛のタイミングで出るらしいです。

あまりにあっけない出産で本当にびっくり。

麻酔を打つまでの痛みが本当に嘘のようです。

子宮口周りが少し避けてしまったので、そのまま縫合してもらいましたが、全く痛みも感じず。

赤ちゃんをすぐに抱っこもできて、ホッと。

その後、3時間くらいは、車イスとベッドでしたが、その後はあまり体の疲れもなく、 赤ちゃんの面倒を見ることができました。

縫合したところも、4〜5日くらいは座ると痛みがあり、痛みを抑える薬を飲んでいましたが、その後は特に気にならない程度の痛みでした。

麻酔を入れるちょっとタイミングが思っていたより遅くて、 予想外に痛みに耐える時間が長くなったのは不満ですが、麻酔にして良かったと思います。

無痛分娩中、ちょうど隣の部屋で自然分娩している方の雄叫びが聞こえ、 その壮絶さに愕然としました。

「私には、あれは耐えられない…」

なんだかズルをしてしまったような申し訳ない気持ちも多少ありますが、 無事産まれたし、立会いを怖がっていた夫にも壮絶な姿を見せずに済んだので、 良かったのだと自分では納得しています。

もし、次があったら私は無痛分娩を選びたいと思います。

著者:ぶらんぼん

年齢:39歳

子どもの年齢:1ヶ月

ついに待ちに待った赤ちゃんに出会えた喜びと、慣れない育児に毎日奮闘中。

※プロフィール情報は記事掲載時点の情報です。

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