ラーメン店でお仕事! ハードな職場にはやりがいが一杯!【突撃!バイト体験レポート】

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こんにちは! ノジーマです。
いろいろなお仕事を実際に体験してレポートするこちらの企画。
今回は浅草駅から徒歩4分という立地に店を構える『森田屋 浅草総本店』というラーメン店でバイト体験することになりました!

ラーメン店といえば飲食業の中でも特にオトコの職場というイメージが強いのではないでしょうか。
一人前になるまで厳しい修行を繰り返し、怒鳴られながら技術を盗んでいく……。
本格的なラーメン店であるほど職人の世界という感じがありますよね。

果たしてそんな職場で問題なく仕事をこなすことができるのでしょうか!?
 

ラーメン店は開店前からアクセル全開!

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時刻は午前9時、アルバイト開始時刻となりました!
今回僕にいろいろ教えてくれるのは森田さん。
森田屋のオーナーの息子さんです。

まずはしっかり挨拶を……と思いきや、森田さんはすぐにスープのスタンバイを開始!
開店前の短い時間で準備を完璧に終わらせなければいけないため、のんびりしている場合ではなかったのです!
スープを作る作業を見学してみたいところでしたが、僕はその間に開店の準備を一気に進めることになりました。

仕事開始と同時にいきなりアクセル全開で作業を始めます。
これは早起きしてないとしんどいぞ!

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僕が任された開店準備は細かいけど簡単な作業。
まずは各テーブルに設置されている醤油・酢の容器に中身を補充していきます。

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続いて各テーブルにお冷を用意。
どちらも何でもない作業のようですが、数がそれなりにある上に、ずっと時間に追われているわけです。
これはなかなか焦らされます!

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さらにテーブルの上を拭いたり、床の掃き掃除を済ませたら、続いて調理場の中でスタンバイ。
注文が入ったらすぐに調理ができるように、あらかじめ麺を1人前ずつきれいに並べておきます。
営業中に調理を効率良く進めるためのスタンバイをしっかりしている印象を受けました。

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その合間でスープにも目を配り、焦げ付かないようにかき混ぜるのも忘れてはいけません。
こんな感じでバタバタと作業をしていると、気がつけばもう10時50分。
開店10分前になってしまいました!
まだ森田さんとまともに挨拶すらできてないのに!!
ラーメン店では本当にこの時間帯の作業が大変だということを、いきなり身をもって体感できました。
 

いよいよ開店! ギョーザを焼く“大役”を担当することに!

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そして時刻は11時。いよいよ開店時刻です。
改めて森田さんに挨拶を済ませますが、ひと息つけるのはほんの一瞬だけ。
12時前にはランチのお客さんでごった返してしまうのです。
そんな中で僕が手伝えるお仕事などあるのでしょうか?
早速森田さんに聞いてみました。

ノジーマ「これから僕はどんなお仕事をお手伝いすればいいでしょうか?」
森田さん「そしたら今日はキッチンに入っていただいて、食器を洗いながら餃子を焼くお仕事をお任せします。餃子はランチのセットでお得に食べられるので、結構たくさん注文が入りますからね!」

なんと、いきなり結構な大役を任せていただけることになりました!

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というわけで、大急ぎで餃子の焼き方を教えていただくことになりましたが、実は結構簡単に餃子を焼けるようになっていました。
なんと全自動で餃子を焼いてくれる機械が用意されていて、鉄板の上に餃子を並べてフタをしたらボタンを押すだけ。
あとは機械が完璧なタイミングで水を入れたりしてくれて、焼き上がるとブザーで教えてくれるのです!
最後に鉄板から取り出すときに餃子の皮が破けないようにに気をつけるだけで、上手に餃子が焼けてしまうわけですね。
便利な世の中だなあ。

ちなみにこの機械はたいていのラーメン店で導入されているとのこと。
どのラーメン店でバイトをすることになっても、餃子を焼く仕事は割と簡単にお手伝いできそうですね。

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餃子の焼き方を教わると、続々とお客さんが入り始めてきました!
手際よく調理し始める森田さんの様子を眺めながら、餃子の注文を待ちます。

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しばらくすると餃子の注文もちらほらと入り始めました!
餃子が焼き上がるまでにかかる時間はだいたい4~5分くらい。
簡単に焼き上がるのですが、最後に落としたり皮が破けたりしてしまうと台無しになってしまうので、慎重に作業します。

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どうでしょう! かなりいい感じに焼けました!

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そして餃子を焼きながら隙間の時間で食器を洗います。
ちょっと油断してしまうとすぐに使用済みの食器で溢れかえってしまうので気が抜けません!

そんなこんなでみっちりと、3時間近く休みなしでガッツリ仕事しました。
食器を洗いながら「カメラマンも撮影はいいから手伝ってくれ」と何度思ったことか……。
でも、忙しいんですけど集中しているので時間が過ぎるのはあっという間。
忙しい時間帯を乗り切ると疲労感に襲われますが、その疲れも意外と心地よいもの。
やりきったという充実感で満たされますね!
 

交代で休憩時間。嬉しいまかない料理付き!

時刻が14時を回ると、急にお客さんの波が落ち着き、店内はかなり落ち着いた状態になりました。
そこで、このタイミングで交代しながら休憩を取ることになったのですが、なんと森田さんがまかないの料理を作ってくれることになりました! ヤッター!!

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森田さんが用意してくれたのは、焼きラーメン!
焼きラーメンは福岡の方で有名な麺料理で、森田屋でも根強いファンが多い一品なのだとか。

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確かにこれはメッチャウマそう!!

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しかもまかないは焼きラーメンだけでなく、さらにミニチャーシュー丼も作ってもらえるとのこと!
せっかくなので、仕上げでチャーシューをバーナーで炙る作業をさせていただきました。

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一度この機械を触ってみたかったんですよね~。

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そして2階席に移動し、自分で仕上げたミニチャーシュー丼と焼きラーメンをいただきます。
どっちも最高のウマさ!!
慌ただしく動いたあとだけに、余計においしく感じます。

焼きラーメンは今まで食べたことがなかったんですけど、想像していたよりもかなり濃厚な味で、お酒とかにも合いそうだと思いました。
ここでバイト終了だったら、間違いなく自腹でビールと餃子も頼んでましたね!
 

緩やかな時間帯で再び仕込み! スープ作りも体験したぞ!

幸せな昼食タイムを終え、休憩から戻ってきました。
森田屋はランチタイムが終わったあともずっと営業をしているのですが、やはりお客さんの流れは緩やか。
その隙に、夜~翌日以降の準備をどんどん進めていきます。

僕もスタンバイ作業を任されることになったのですが、なんとつけ麺のスープ作りをさせていただくことに!
またしても重要な任務!
まずは森田さんがスープの材料を混ぜ、少しずつ鍋に入れて加熱していく作業を任されました。

17_IMGP9868-500x375鍋に1杯ずつ入れて、かき混ぜながら加熱していくと、段々とスープにとろみが出てくるのです。
単純な作業ではあるのですが、かなり地味な作業なのでなかなか根気が必要。

よりによってお腹いっぱいになった直後なので、かき混ぜていると眠気に襲われてきます。
ついつい立ったまま居眠りしてしまいそう……。
 

眠気を紛らわすため森田さんにインタビュー!

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ただ作業をしているだけだと本当に寝てしまってもおかしくない状態だったので、かき混ぜながら森田さんに話しかけ、いろいろとインタビューしてみることにしました!

ノジーマ「森田さんってずっとラーメン店の仕事をしていたんですか?」
森田さん「いや、僕はこちらのお店が初めてですね。まだ1年も経っていないんですよ」
ノジーマ「そうなんですか! 1年も経ってないのにひとりで調理場を切り盛りしててすごいですね!!」
森田さん「ひとりで全部やっているわけではないですからね。経営や開発のことは店長やオーナーに任せっきりですから。最初は大変でしたけど、営業するだけなら頑張れば慣れるものですよ!」

なるほど、いきなり自分の店を作ったりするのは間違いなく大変なのでしょうが、スタッフやアルバイトとして働く分には割とすんなり始められる仕事なのかもしれませんね。

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つけ麺のスープも仕上がってきたところで、もうひとつ質問をぶつけてみました。

ノジーマ「ラーメン屋で働いていて良かったと思うことは何ですか?」
森田さん「忙しいけどやりがいがある仕事ですね。あとは料理も上手になりますよ。麺を茹でてスープを作るだけじゃなくて、いろいろ仕込みとかもしますからね」
ノジーマ「包丁さばきとか味付けとか、いろいろ上手になりそうですもんね!」
森田さん「お店のメニュー以外も調理したりするんですよ。まかない料理がお店のメニューばかりだと飽きちゃうので、好きな料理を作ったりしてるんです(笑)」

お店のメニューがラーメンだけだからって、料理の技術が身につかないなんてことはないようですね。
プロの味付けを身近で感じられるわけですし、料理の腕が上達するのはなかなかの魅力なのではないでしょうか!?

そうこうしているうちにつけ麺のスープが完成。
ここで本日のバイト体験は終了となりました!
 

バイト体験を終えて

将来ラーメン店を開業するために、バイトで修行をしたい!と思っているような、本気の人しかやらないんじゃないかという先入観すらあったラーメン店でのアルバイト。
実際にやってみると、思いのほかすぐに手伝える作業も多く、やりがいの多い仕事だと感じました。

ピークの時間は忙しいですが、味付けや調理の技術も身につくはず。
慌ただしい中で効率よく作業することもできるようになりそうです。
また、作った料理を食べたお客さんの反応をダイレクトに見られるのもやりがいにつながりますよね。
他の飲食店よりも忙しいかと思いますが、料理やラーメンが好きな人だったらきっと楽しめるはず。

仕事にもやりがいを求めたいという人にはオススメのお仕事ですね!

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【取材協力】
森田屋 浅草総本店

東京都台東区雷門1-15-10
TEL:03-5246-4780

※この記事はタウンワークマガジンとガジェット通信で共同制作しました。

取材・文:ノジーマ 企画:ガジェット通信

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