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目からウロコ! 「5W3H」を使った「自問自答」で文章をサクサク書く方法

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「文章を書くこと」と「自分との対話」に関係が?

あなたは、文章を書くときに、自分と対話をしていますか?

この問いに対する答えが「イエス」の方は、文章を書くのが得意で、人からよく「あなたが書く文章は分かりやすい」と言われているのではないでしょうか。

一方、答えが「ノー」の方は、もしかすると、文章を書くのが苦手で、人からよく「あなたが書く文章は分かりにくい」と言われているのではないでしょうか。

「文章を書くことと、自分と対話することに何の関係があるの?」と首を傾げている人もいるかもしれませんが、関係があるどころか、「文章を書くこと」は「自分との対話」そのもの。言うなれば“一心同体”です。

この感覚を理解したうえで、実際に「自分との対話」を増やしていくと、より読みやすく理解しやすい文章が書けるようになります。

「文章を書くこと」とは、自問自答をくり返すこと

「自分との対話」という言葉を、もう少し分かりやすく言い換えると「自問自答」です。つまり、自分自身に質問をして、その質問に答えていく。それをくり返すことによって文章は作られていくのです。

【例文1】

昨日、東京国際フォーラムで「ビジネスマンのための健康シンポジウム」を聴講しました。

たとえば、この文章を書くときにも、書き手の頭のなかでは、さまざまな自問自答が行われています。

自問:さて、何を書こう?

自答:うーん、よし、シンポジウムを聴講したことを書こう

自問:いつ参加したの?

自答:昨日

自問:シンポジウムはどこで行われたの?

自答:有楽町の東京国際フォーラム

自問:何のシンポジウムだったの?

自答:「ビジネスマンのための健康」をテーマにしたシンポジウム

たった一文の裏にも、このような自問自答が行われているのです。もちろん、頭のなかで行っている自問自答は、ほとんどの場合、無意識かつ超高速です。自問自答している自覚がないのも無理ありません。

いずれにしても、文章を書くときに自問自答しているのは事実です。自問自答をせずに、人が文章を書くことは、おそらく不可能でしょう。

質のいい自問自答が、質のいい文章を生み出す

例文1程度の文章であれば、無意識の自問自答で書けるはずです。ところが、それなりに“こってり”と文章を書かなくてはいけないケースでは、残念ながら「無意識頼み」というわけにはいきません。

読む人の興味を引き、なおかつ説得力のある文章を書くために、“無意識”ではなく、“意識的”に自問をする必要があるのです。たとえば、「シンポジウムで何か学びはあった?」といった質問をぶつけていかなければいけません。

自問:シンポジウムで何か学びはあった?

自答:いくつかあったけど、とくに痛感したのが「睡眠の大切さ」だね

このように、自問に答えることによって、次のような文章が書けるようになります。

【例文2】

昨日、東京国際フォーラムで「ビジネスマンのための健康シンポジウム」を聴講しました。何より痛感したのが「睡眠の大切さ」です。

自問自答した結果、文章に重要ポイント(「睡眠の大切さ」を痛感したこと)を盛り込むことができました。

では、さらに話を深めるべく、次の自問に移ります。

自問:ところで、なぜ睡眠が大切なの?

自答:傷ついた細胞が睡眠中に修復されるから。また、細胞が活性化して免疫力が高まるから

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