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【カーレビュー】輸入車の良さは所有してはじめて分かるかも 国産車から乗り換えた体験記

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日本のクルマは世界一の品質であることは誰もが認めるところです。筆者も含めて移動手段としてクルマを所有するのであれば、一番近くにある国産車の販売店に行って一番安い物を買っても間違いありません。 
ただ、一方で街中には輸入車の販売店も多く見かけます。国産で良いものがそろっているのに、一ヶ月以上の船便で届けられ、価格も国産の同クラスと比べると倍程度です。品質も正直国産車より悪く故障も多いと言われるのに、販売店が無くなる気配はありません。

今回、筆者のクルマが10年で走ると異音がしたので、次のクルマをまだ乗ったことが無いが憧れていた輸入車にする事にしました。試乗から手にするまでの話です。

輸入車の質感は良いです

購入するに当たって、クルマの大きさは変えないと決めました。せっかくだから大きなものと考えそうですが、普段の取り回しを考えてコンパクトカークラス(Bセグメント程度)の物を中心にディーラーを巡ります。各社、見た感じは高級な作りで特に注文装備を付けなくても乗れそうな作りです。
ただ、スマートキーやLEDライトなどの国産車だと普通に付いているハイテク装備が別売りだったりします。コンパクトカーだと、スマートキーが8万程度、LEDヘッドライトが15万円程度と苦しい出費です。メーカーによってはナビやETCユニットが別売りで、そろえると30万円の追加です。

高級輸入車というと誰もがまず口にするあの二社は、一番安いものだと鉄ホイールであったりします。最低価格は安いですが、実質上はあの価格での購入は厳しいと思います。


スイッチ類の作りはしっかりしています。押した感触などは最高で無意味に動かしたくなります。

高くて全部入っているか、安いけど全部入れると高くなるかどちらかです

最終的に高級感があり小型な『mini(ミニ)』に絞り込みましたが、それでもグレードが三種類あります。基本的な質感は変わらないですが、エンジンの大きさが三種類です。当然一番安いものはエンジンが小さいですが、それ以外のものが付いていません。スチールホイール仕様で、フロアマット、LEDヘッドライト、ナビ、ETCなどが別売りで、追加すると、上位グレードを抜いてしまう勢いです。こうすると、エンジンの大きさに興味が無くても、欲しい装備が付いている最上位グレードを買ってしまいたくなります。


最上位グレードの『クーパーS』にはアロイホイール(軽合金ホイール、いわゆるアルミホイールのこと)、ナビ、ETCユニット、LEDライトなどが標準装備です。 下のグレードでナビを追加で20万円程度、ETCユニットで6万円程度、LEDヘッドライトが約12万円です。

三ヶ月待ちました

国産車だと、注文して数日で納車されますが、輸入車の場合は注文を受けてから現地工場で作るため船で運ぶ日数と合わせて3ヶ月程度必要です。筆者の場合はイギリスから日本までの直行便に積載されたため2ヶ月半程度での納車でした。これは長いです。やることといったらカタログでも読んで気を紛らわす事しか無いです。最初は嬉しかったですが、待っているうちにわくわくする感じは薄れてきます。でも、「一週間で納車!」との連絡で気分は高揚しました。

ちなみに普通に買いそうな装備であれば半月程度とも言われました。あらかじめ売れ筋の組み合わせを先行発注しておき納車するという方法です。


実は遅くなった原因は筆者がMT仕様を選んだためです。ATなら早かったと聞きます。なぜ、MTを選んだのかは、走りたい……15万円程度安くなるためです。

納車後

輸入車の納車だから何か儀式でもあるのか? 別のショップだと除幕式とかセレモニーがあると個人ブログで見ましたが、私の場合は淡々と説明して、営業担当者に見送られて店を後にしただけでした(期待してビデオカメラと三脚を準備したことは内緒です)。

乗った感想としては、同クラスの国産車と比べるとしっかりとした作りです。試乗で乗った一クラス上の高級セダンと同じような乗り心地です。一方で旋回半径が小さいので、嬉しいほど小回りが効くクルマでもあります。試乗の時は分からなかったですが、実際に運転してみて輸入車の楽しみが後から感じられます。

すぐに感じられる楽しさと言うより、後からじわじわと伝わってくる楽しさが多いのが輸入車です。


初代ミニの頃からの伝統を受け継ぐ「トグルスイッチ型」の操作です。古い機械の剛性感とハイテクの融合です。キーは差し込まずに持っているだけで始動するスマートキー型です。 でも、ドアのロックはボタンで操作する中途半端な仕様です。


パワーウインドウ操作は国産車に近いです。以前はエンジン始動と同じく「トグルスイッチ型」だったと聞きます。輸入車でも国産車の良いところは取り入れているのかもしれないです。


納車が遅れたもう一つの理由は、サウンドシステムを搭載したためです。名門『ハーマン・カードン』のスピーカーとアンプが搭載されます。前のクルマに搭載していた合計8万程度のオーディオと比べると良い音です。追加料金が12万程度なのでお得だと言えます。


メーターも安っぽさを感じません。文字盤の字体だけの問題かもしれないので不思議です。


10年間乗った前の愛車と並べて撮影しました。大きさはほとんど分からないです。

近くの駐車場でかっこよく記念撮影です。ちなみに、路面のタイヤ痕は私の仕業ではありません。

正直、機能的には国産車と比べ劣りますが、基本的な頑丈さは高く感じます。ハンドルを回したときのしっかりした感じ、急ハンドルを切ってもそのままレールの上を走って行く感じやシートのホールド感などは比較的ません。 エンジンもコンパクトクラスにしては大型の2リットルなので、アクセルを踏むと異常な加速を見せます。スピードは怖くないですが、メーターを読むと数字を見て怖くなる不思議な感覚です。

ただ、ナビの操作は叫びたくなるほど酷いです。タッチも出来ないし、スクロールさせるのにメニューを出さないといけないなど………文句は言ってはいけないですね。

クルマ移動が多い人で楽しみが欲しい人は同クラスの輸入車を検討することもありかもしれません。総額は同クラスの国産車と比べて1.5~2倍程度です。

筆者が撮影した動画のプレイリスト F56 Mini Cooper YouTube
https://www.youtube.com/playlist?list=PLB12f_7c_0I7axsXow2WaezL2C80oOAfi[リンク]

筆者が買った車とほぼ同じ仕様の動画【カーレビュー】いじってよし! 走ってよし! ギミック満載の『MINIクーパーS』試乗レポート(BMWジャパン) YouTube
https://youtu.be/i-4agvnMP3E

―― 見たことのないものを見に行こう 『ガジェット通信』
(執筆者: 動画解放軍) ※あなたもガジェット通信で文章を執筆してみませんか

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