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【もっと教えてドクター!】年齢とともに、白内障が気になるんです…!

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Doctors Me編集部です。

先日Doctors Meに寄せられた質問で気になるものがありました。

Q.相談者からの質問

こんにちは、50歳で派遣で勤務しています。なんとなく部屋の明かりさえも眩しく感じるようになり「白内障かな?」目に原因があるか、脳の疾患なのかなぁと思いつつ、未だ受診していません。どのような病気が考えられますか?

出典:Doctors Me医師への相談

A.医師からの回答

ご相談を頂き、ありがとうございました。まず白内障など眼科の疾患の可能性があります。

まず糖尿病や脳疾患など排除する必要性がありますので、総合内科に受診して診察や検査をうけたほうがよいです。

出典:Doctors Me医師への相談

相談者の方は「白内障かな」と疑っているのに、脳神経や内科にかかる必要があるとのことです。

これはどういうことでしょうか。

気になる質問を眼科医にフカボリしました。

Q.年齢による「見えづらさ」=白内障、とは言えないものでしょうか。

質問者は「なんとなく部屋の明かりもまぶしい」ことや「めまいを感じる」などの症状を感じているようですね。

このような場合、白内障による見えづらさによる症状というより、他の疾患(老眼、眼球運動障害、脳疾患、起立性低血圧、自律神経失調症、めまいなど)を疑います。

つまり、「年齢を重ねたから見えづらいな」と思ったら、まずはその理由を追及します。

「見えづらさ」の原因が年齢によるものか、そうじゃないものか、見えづらさの原因が目なのか脳なのか、など医師に相談して判断する必要があります。

Q.それでは、白内障とはどういう病気なのでしょうか。

白内障とはカメラで言えばレンズに当たる部分が白く濁る病気です。

レンズの部分を水晶体と呼びます。

これが濁るとすりガラスを通してみるような感じになり、曇ってかすんで見えたり光が乱反射してまぶしく感じるようになります。

徐々に症状が進行するために本人が気が付かないこともあります。片方の目が見えている場合は白内障になっている目に気が付かず、思った以上に進行していることもあります。

水晶体が濁る原因は加齢が多いです。

他には糖尿病やアトピーなどの病気に伴うもの、ステロイド治療で生じるもの、外傷によるものなどがあります。

Q.白内障の疑いを放っておくと、どうなってしまうのでしょうか。

白内障を放置していると視力低下が進みます。

症状が進むことで日常生活が不自由になったり、免許更新ができなくなることもあります。

また症状が進行しすぎると濁った水晶体が目の中で溶け出してしまいます。眼圧が上がり、目の痛みなどを引き起こし緊急手術が必要になることもあります。

Q.白内障と診断された場合、病院ではどのような治療がおこなわれるのでしょうか。

手術の段階でない白内障は、点眼治療で経過を見ることが多いです。

日常生活に不自由をきたすなど、ある程度まで進行している場合は手術を行います。

Q.よく「白内障日帰り手術」とありますが、白内障の手術とはどのようなものでしょうか。

最近は手術は日帰り手術で行われるところが増えています。

比較的若くお元気で持病のない方は日帰り手術を希望される方が多いです。

白内障手術は濁った水晶体を手術で取り出し、代わりに眼内レンズを目に挿入して手術を行います。術後は点眼治療を行い術後の炎症などを押される治療が行われます。

ただ全身疾患(糖尿病、心臓疾患など)がある方や、遠方で術後の経過をみるための受診が大変な方、高齢や独居の方で術後の生活が不安な方は入院してもらい術後問題ないことを確認してから退院になることもあります。

Q.やはり早めに眼科を受診したほうがいいのでしょうか。

白内障を疑う場合、まずは早めに眼科を受診しましょう。

どの程度の白内障か、様子を見ていい段階か、手遅れにならないかなどは一度眼科医にみてもらっておくと安心かと思います。

白内障手術は患者さんご自身が生活に不自由を感じない、または免許更新などの問題がなければ焦って行う必要はありません。

ただ、先ほどもお伝えしたように進行しすぎると緊急手術や手術が大変になるなど、ご自身が痛い思いをされてしまうことがあります。

白内障と思っていても、実は眼底に出血があった、緑内障だった、など他の病気が原因で視力が低下している場合もあります。

眼科で見えない原因が本当に白内障なのかの判断も含め、きちんと診断してもらうことをおすすめします。

最後に医師からアドバイス

白内障の大多数は老化現象によるものです。

ある程度の年齢になると程度の差はあれほとんどの方にみらるようになります。

最近の白内障手術は 手術の安全性も高まっています。眼内レンズの種類も増え、より患者さんのニーズに合った治療方法が取れるようもなってきています。

白内障を進行させすぎないためにも、診察を受けながら適した時期に手術を受けられることをおすすめします。

なお、手術の結果は眼底の状態にも左右されます。

眼科で白内障以外の病気が眼底にないかを眼科で診察を受けられておくことも大切だと思います。

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