GWに観たい究極のエンターテインメント「TACT/FESTIVAL」

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J-WAVE土曜の番組「RADIO DONUTS」(ナビゲーター:渡辺祐・善奈)のワンコーナー「ARTS COUNCIL TOKYO CREATIVE FILE」。4月9日のオンエアでは、東京芸術劇場の前田圭蔵さんにお越しいただき、5月5日からスタートする「TACT/FESTIVAL」(タクト・フェスティバル)についてお話を伺いました。

「TACT/FESTIVAL」は、海外の上質なパフォーマーを招聘(しょうへい)して上演しており、子どもだけでなく親子で、そして大人だけでも楽しむことのできるイベントで、今年で7回目を迎えます。毎年ゴールデンウィーク期間中に開催されている同フェスティバルですが、今年はどんなパフォーマンスを観せてくれるのでしょうか。

「なるべくみなさんが観たことのないようなものを届けたいということで、今年もいろいろな国から、いろいろな人たちに来ていただきます」(前田さん)ということで、今年はブラジル、フランス、カナダからパフォーマーを呼び、サーカスのようなアクロバティックなパフォーマンスが楽しめるそう。前田さんからそれぞれの見どころをお聞きしました。

■ブラジル:ソラス・デ・ヴェントの「空飛ぶ男たち」

飛行場が舞台のこのパフォーマンスは、旅する2人の男が空港でトランクの荷物検査をさせられるところからストーリーが展開していくファンタジックな作品。

「空中ブランコのように、天井にブランコが吊り下がっていて、空中でパフォーマンスが繰り広げられるんです」(前田さん)

■フランス:カンパニー・レ・ギューム「ストイック」

直訳すると「野菜劇団」という変わった名前のカンパニーによる作品。こちらは小さな女の子と、すごく大きな男によるパフォーマンスで、違う背の高さを活かし、ユーモラスでコミカルな喜劇を観せてくれます。

「ドタバタ喜劇っぽい感じで、笑いの絶えないステージが繰り広げられます」(前田ん)

■フランス:カンパニー・ドゥッシュドゥッスゥ「Linea(リネア) ダンシングロープ」

ロープやジャグリングなど、サーカスのテクニックを使い、それらを変幻自在にいろいろなカタチに変化させていくといった、マジック要素のある不思議なパフォーマンス。

「3つともほとんど言葉を使わず、道具と体と表情だけで演技をするので、どなたが見てもシンプルに楽しめる作品です」と前田さん。まさに言葉の壁を越えたパフォーマンス・フェスティバルですね。

こちらの3作品は東京芸術劇場内で行われるためチケットの購入が必要なのですが、無料で楽しめるフリーの作品もあるそう。東京芸術劇場のすぐ前にある広場では、カナダの劇団コークスによる「ひつじ」(面白くて不思議な羊牧場を再現)と、「キャンプしましょう!おひめさま」(宮殿から飛び出した2人のお姫さまがキャンプにやってくるコメディ作品)が観られます。

「それ以外にも公園で大道芸をやってたりするので、劇場に来ていろんなものが楽しめる仕掛けがあります」(前田さん)

百聞は一見にしかず! とにかくその目で確かめてもらいたい魔法のようなパフォーマンスの数々。きっと忘れられないゴールデンウィークの思い出になるはず。「TACT/FESTIVAL2016」は池袋・東京芸術劇場にて、5月5日〜8日 まで開催しています。

【関連サイト】

「RADIO 」オフィシャルサイト

http://www.j-wave.co.jp/original/radiodonuts/

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