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新生児のバイタルサインを管理するデバイス「Neopenda」を途上国に寄贈しよう!

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世界では毎年、300万もの赤ちゃんが生後1カ月以内に死亡するのだという。その98%は、医療が十分に受けられない発展途上国で起きている。

ケアがしっかりしていれば助かる赤ちゃんは多いとして、米コロンビア大学の卒業生コンビが開発したのが脈などのバイタルサインをとらえるデバイス「Neopenda」。

現在クラウドファンディングサイトKickstarterで資金調達を展開していて、出資者はデバイスを発展途上国に寄贈することができる。

・心拍や呼吸状態を測定

Neopendaは小さな四角形で、赤ちゃんの帽子の上に取り付ける。内蔵センサーが、心拍・呼吸速度・血中酸素濃度・体温を測定し、それらのデータは医師や看護師らが管理するタブレット端末に送られる。

このデバイスの意義は、医療現場の人手不足を補え、異変があった場合に迅速な対応につなげられることにある。

開発者によると、発展途上国の病院などでは恒常的に人手が不足していて、赤ちゃんの状態悪化に気づくのが遅れがちなのだという。

・75ドルの出資で途上国に寄贈

また、先進国の医療現場では当たり前のように使われている機器も途上国にとっては高額で、十分に行き渡っていないのが現状だ。

そこでNeopendaは、Kickstarterで出資を広く募っている。具体的には、75ドル(約8200円)の出資があるごとにデバイス1台を途上国の医療施設に寄贈し、出資者にはその使用状況についてレポートを送る。

出資の見返りに商品やサービスを受けられる資金調達プロジェクトが多い中で、今回のNeopendaは社会的意義に訴えるものとなっている。

コロンビア大学で生体医学工学を専攻した開発者らは、すでにウガンダでパイロット事業を展開中。今後、他国にも広げていく方針だ。

Neopenda/Kickstarter

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