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灌仏会で使われる「甘茶」って何?

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昨日4月8日は「灌仏会」でした。これはお釈迦様の誕生日を祝う仏教行事で「花祭り」とも呼ばれており、月遅れの5月8日に行われる地域もあります。「灌仏会」「花祭り」では、花で飾られたお堂に祀られたお釈迦様の仏像に柄杓で「甘茶」を注ぎかけて拝みます。この儀式はお釈迦様が生まれたときに、天に9匹の龍が現れて芳しい甘露の雨を降り注いで産湯を満たしたという伝説を模したもの。飛鳥時代に日本に伝わり、現在に至るまで多くの仏教寺院で催されている行事です。もともとはお釈迦様の仏像には香油を注ぎかけていたものが、江戸時代から甘茶が使われるようになったそうです。しかし、「そもそも甘茶って何?」という人も多いのではないでしょうか。

「甘茶」は普通のお茶の葉ではなく、ユキノシタ科の落葉性低木「アマチャ」から収穫される生薬です。「アマチャ」は日本特有の品種で、なんと砂糖の約1000倍もの甘みがあるとされています。この「アマチャ」はアジサイの仲間で5~6月頃に花をつけますが、「甘茶」は9月頃の若い葉から作られます。つんだ葉を天日に干した後に水を吹きかけてから蒸して発酵させ、よく揉んで汁を絞り出したものをさらに乾燥したものが「甘茶」の茶葉になります。

「甘茶」はお茶として飲まれるだけではなく、天然の甘味料や漢方薬の苦味消し、病気の民間療法、厄除けやお神酒代わりのお供えものなど古くからさまざまな形で利用されてきました。近年では「甘茶」に含まれるエキスに抗アレルギー作用があるとして注目されています。「甘茶」はスーパーマーケットやドラッグストアにはあまり置いてあるものではありませんが、インターネット販売で手軽に買うことができるので、興味がある人はぜひお試しを。

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