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アップルとVice Mediaがオリジナル音楽動画を制作、独占配信でユーザー獲得を狙う

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アップルとVice Media、オリジナル音楽動画「The Score」を制作。Apple Musicで独占配信

アップルが2015年に定額制音楽ストリーミングサービス「Apple Music」を始めたことで、音楽サービスの領域が盛り上がり始めています。特に大きく変化したのは、音楽サービスに新たなユーザーを定着させるためのコンテンツ戦略で、アップルはこれまで同社が行ってきた取り組みとは全く違うアプローチでApple Musicをマーケティングしています。

アップルはオンラインメディア「Vice Media」と組み、世界各地のミュージシャンに焦点を当てたドキュメンタリーシリーズ「The Score」を制作していきます。「The Score」は、ブラジル、アイスランド、ベトナムなどで活動するアーティストと音楽を取り上げ、動画コンテンツはApple Music内で独占公開していきます。

第一話「Reservation Rap」は、ミネソタのアメリカ先住民族であるオジブワ族で広がるヒップホップ文化について迫っていきます。全6話シリーズとなり、Apple Musicでは各エピソードごとにキュレーションされたプレイリストが公開されていきます。

アップルはApple Music内で動画コンテンツを独占的に取り扱うアプローチをローンチ以来積極的に行っています。テイラー・スウィフトのライブドキュメンタリー「The 1989 World Tour LIVE」や、The 1975のライブストリーミング、さらにエミネムやドレイクなどアーティストのMVをどのサービスよりも早く先行公開して、新しいユーザーの獲得を狙っています。「The Score」もこのアプローチと同様に、エクスクルーシブな動画を使っての戦略になります。

またこれまでにもアップルはヒップホッププロデューサーのドクタードレーをフィーチャーしたオリジナル動画コンテンツを制作していると噂が挙がっているため、アップルのコンテンツ・サービスにおける動画の重要度がますます大きくなっていくと考えられます。

Viceは今年2月にテレビ番組「Viceland」を開始するなど、オンラインメディアの域に留まらない戦略で更なる成長を目指しています。ViceはすでにSnapchatやYouTube、さらにはVRアプリ「Vrse」で独自制作のドキュメンタリーやニュースを公開する一方で、独自の音楽コンテンツにも注力するなど、オリジナル動画コンテンツが一つの成長戦略における軸になっていることもあり、Viceとのパートナーシップによってアップルが求めるオリジナリティある動画戦略がさらに大きく伸びる可能性が広がったといえます。

■記事元http://jaykogami.com/2016/04/12961.html

記事提供All Digital Music

Jay Kogami(ジェイ・コウガミ)
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